FC2ブログ

ギター購入騒動記(99)

2019年7月6日(土)ハーパーギターズへ

 新大久保のハイパー・ギターズに例の175を試奏に来ました(下写真)。

IMG_2637.jpg

 会社帰りでギタプラに寄った後ですからあまり時間がないですし、目的は一つでしたので、まず店頭で例のギターを見つけるなり若い店員さんに声をかけます。

 「このギターをネットで見ました。試奏させてください!」

IMG_2670.jpg

 店員さんは初めて来店の僕にも親切に応対してくれました。そして、調弦したのちに試奏ブースに案内してくれました。どうやら防音の個室でじっくりと試奏できるようです。

 まずは個室で音を出す前にボディの状態を見ます。確かに71年ものにしては結構傷んでいて、ウェザーチェックもかなり進んでいました。

 以前はこの「ウェザーチェック」というのが大嫌いでした。うっすらと適度に入っているくらいはビンテージっぽくて良かったりもするのですが、この楽器はかなり入っていました。ボディ前面は良い感じでしたが、サイドの上部は結構ひどく入っていました。ところがです。色々なビンテージ楽器を見てきて、今現在は不思議とあまり気になりませんでした。

is442377496454582.jpg

 「ビンテージ最初の1本としてウェザーチェックがバリバリの楽器は少し抵抗があったけど、今現在はこんな楽器は持っていないわけだし、1本くらい所有していても良いかな?」と感じました。それより、問題は音だと思い、ひと通り楽器をチェックした後、生音とアンプ音のチェックを行います。

 「えっ?!」

 意外なことに71年製とは言ってもまさに「ザ・ビンテージ!」の音がしたのです。下の動画の音を聴いて見てください。皆さんはどう感じますか?



 10分ほどこもって試奏し、その後、店員さんと簡単に会話を交わした後、店を後にします。

 困ったことになったぞ!と思いました。ギタプラSさんにメッセージを送ります。

 「予想以上に良い音でした。(10万円程の)価格差をどう見るかですね。すみません、考えさせてください。」

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR