僕の出会ったギター達(9)

それでは上の写真のES-775のアンプ音を聴いていただきたいと思います。
皆さんはどういう感想を持たれるでしょうか?
使用してるアンプがDV-MARKということもあるのでしょうが、すごく甘いトーンです。アンプのトレブル、ミッド、ベースは中位ですが、ギターのトーンはフル10です。それでこの音ですから驚きです。同じ甘い音でも、一番初めに紹介した91年製のナチュラルES-175のようなギター側のトーンを絞った「こもり系」とは少し違っていて、低音はペタっとした感じ、高音はコツンと芯がある感じです。ここが、もしかしたら「ネックが3ピースのメイプルネックでエボニー指板」が理由なのかもしれませんね。また、アンプ音の特徴が生音の時の音の個性そのままです。やはり、アンプ増幅しているからといっても生音の鳴りがいかに大事かがこれでわかると思います。そして、フルアコの場合はソリッド・ギター以上に生音というのがいかに大切かがわかります。主に低音弦を弾いた時の箱鳴り感もこんなiphoneで録音した動画でも充分伝わると思います。
「甘くて芯があるトーン」で最高の楽器だと思います。今までは自宅で弾くだけだったのですが、ここ最近はライブに実験的に投入しています。
この楽器を買ってからは、もう安物の楽器を買うことは卒業しました。そして、ソリッド・ギターももう終わりにしました。
次は、「オービル・バイ・ギブソンの175」を紹介していきたいと思います。
お楽しみに!