ギター購入騒動記(93)
2019年6月8日(土)売れちまった、ショック!
1952年ES-175を買ってから立て続けにES-175がギタープラネットに入荷してきました。その都度チェックしていましたが、70万だの100万だのって価格でしたので、到底買えるわけありません。ですから、試奏することはやめにしておこうと思いました(笑)。そんな中で1本だけ気になるES-175がGW前に入荷してきました。写真の楽器です。

1970年代ES-175の1PUです。いつものSさんから連絡をいただいていたので、GW中に遊びに行って試奏してきました。
ルックスは昔所有していたGreco175モデルの色にそっくりです。僕の持っているサンバースト系はどちら方言うとビンテージ・サンバースト系なのですが、チェリー・サンバーストも大好きです。以前このブログにも書きましたが、Greco175はルックスは良かったののですが、当時ギタプラに売っていた同じGreco175ナチュラルに比べ、生音がかなり劣ることもあって、ちょっとだけお金を足してナチュラルのやつに取り替えてしまったので今はありません。


1970年代と言うことで、僕の持っているオービル・バイ・ギブの175に近い音を想像していました。もちろん良い音でしょうが、得点でいうと「70点」くらいかなと考えていました。したがって、先日買った1952製175のビンテージ物の生音とはまるで違う感じで、比較にならんだろうくらいに考えていました。


試奏しました。予想は見事に外れました!先日買ったP90の175に近い感じのビンテージライクな生音です。さすがに「こっちの方が良かった!」とまでは思いませんでしたが、もし2本同時に存在していたらこっちを買ったかもしれません。なぜってこっちの楽器が10数万安いからです。逆に一緒になかったからこそP90の175を手に入れることができたとも言えます。
当然今すぐ買うお金なんかあるわけありません。ただ、次の候補はこれだっと思いました(笑)。消費税上がる前にはレッスンやライブなどで多少の小遣いを貯めておき、それを元に分割で買おうと思いました。
一方で、こんな楽器はすぐに売れてしまうだろうと考えていました。1751PUで30万台後半ならGW中になくなるだろうと思いながら、毎日ネットで売れていないかをチェックしていました。
それが意外にも6月に入ってもまだ在庫があります。
「これはもしかして俺の手元に来る運命の楽器かな?」なんて考え始めていました。
ギタプラに遊びに行こうと思い、久しぶりにSさんに連絡しました。一旦は
「例の175、まだ在庫してますよ」
との返事でしたが、夕方、Sさんからメッセージが届きます。
「例の175、今しがた販売になりました!すみません!!」
どうやら運命の楽器ではなかったようです(笑)。