僕の出会ったギター達(3)

写真の楽器 Gibson ES-175 1991年製のアンプ音をお聴かせします。今後紹介予定の他の楽器と比較できる様に、あらかじめお断りしない限りは、アンプはDV-Mark Littleを使用し、Tr5、Mid5、Bass5の中位で、Rvb2でいきたいと思います。また、ギター側はJazzで使うフロントPUを使用し、Tn10で弾くことにします。
どうですか?購入の際3本を比較し、アンプ音が一番まろやかな音がするものを買ったのです。僕の点数では
「60点」です。
生音と一緒で、「可もなく不可もなく」です。「この楽器でないと出ない音」では決してありません。また、このくらい音なら正直ギブソンでなくてもいくらでも出せると思います。
上の様に、一般的に0歳から30歳代くらいまでの若い175(製造されてからの年齢という意味です)はこんな感じの音の様な気がします。極端な個体差はないと思って良いと思います。ここから先が40歳、50歳と年を取っていくほど個体差が現れ、要は良い楽器、悪い楽器がはっきりして来ます。安物の楽器はそもそも10歳も持ちません。
最後に、トーンを3〜4くらいに絞って弾いたのが下の動画。こうすると点数は「70点」くらいになります。この楽器、もともと甘いトーンのキャラで、ジム・ホールやメセニーのトリオ物の様な「こもり系」のサウンドに適した楽器です。
次回からは国産Tokaiの名機 FA-GP C/BLDを紹介していこうと思います。