僕のレコード棚公開します!(6)

【メンバー】
バーニー・ケッセル(g) レイ・ブラウン(b) シェリー・マン(ds)
【曲目】
A面
1.ジョードゥ
2.サテン・ドール
3.イット・クッド・ハップン・トゥ・ユー
4.ミーン・トゥ・ミーン
B面
1.ドント・ウォリー・アバウト・ミー
2.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート
3.ユー・ゴー・トゥー・マイ・ヘッド
4.マイナー・ムード
5.ナガサキ
僕も一応こういうやつも聴いてきたんですよ!
ってことで、バーニー・ケッセルの名盤中の名盤「ポール・ウィナーズ」シリーズの確か一枚目です。何枚このシリーズが続いたか分かりませんが、僕は3枚くらい持っていたような気がしますね。
このアルバムも前回のケニー・バレルと同様に完全な目的買いでした。最初にデビュー・アルバムを買って、正直あまり好きになれなくて、もう一枚買って、それも「名盤中の名盤」を聴いてみて判断しようと思ったことと、サテン・ドール、グリーン・ドルフィン、イット・クッド・ハップンの3曲をコピーしたいと思ったからです。
さすがに名盤と言われているだけあって、良かったです。結構楽しめました。したがって、こののち何枚かのアルバムも購入しました。ただ、僕の印象は「盆栽」とか「箱庭」みたいな印象でした。どういう意味かは言えません。良い意味で使ってません(笑)。このアルバムを買った時期、もう60年代以降のジャズも結構聴きまくっていて、特にハービー、ロン、トニーのあの破壊力抜群のリズム隊に浸っていたので、そんな印象を持ってしまったのです。
ケッセルのギター、ソロ・ギターでのモダンなコードが僕的には評価高い部分です。一方、単音のあのバチバチとしたピッキングとノリは正直あまり好きではありません。
お勧めは太字3曲のスタンダード、この3曲をコピーするのを目的に買ったのに、サテン・ドールもグリーンドルフィンもセッションで通常やるキーじゃなかったので、がっかりした覚えがあります。イット・クッド・・・は、最初のソロ・ギターのボイシング、今でも利用させてもらっています。
少し、批判めいたこと言って、ファンの方、申し訳ありません!