僕のレコード棚公開します!(5)

【メンバー】
ケニー・バレル (g)ラリー・ゲイルズ (b) カール・バーネット(ds)
【曲目】
A面
ホエン・ライツ・アー・ロウ
ボディ・アンド・ソウル
リル・ダーリン
ブルー・ミューズ
B面
エイント・ミス・ビー・ヘヴン
イット・シュッドゥント・ハップン・トゥ・ア・ドリーム
ブルース・フォー・ベイシー
ケニー・バレルのアルバムですが、彼の作品の中ではそんなにメジャーな方ではないと思います。
僕の投稿を読んでいただいている方や僕を知っている方、ギター・プレイを聴いたことのある方は、僕の口から「ケニー・バレル」というギタリストが出てくるのは想像できないのではと思いますが、いかがでしょう?実は、彼をよく聴いていた時期があって、レコードは結構な数持っていて、大好きなアルバムもいくつもあります。
このアルバムは、完全な目的買いでした。ボディ・アンド・ソウルのコピー譜が雑誌に出ていたこと、学生の時に所属していたフルバンドでリル・ダーリンとエイント・ミス・・・をレパートリーにしていて、ソロが弾けるようになりたかったので、参考にしたいということの2つでした。ただ、聴いた後は、そんな目的はどうでも良くなって、ただこのゆったりとした雰囲気に酔いしれるだけでした。このアルバム以外にも、彼のアルバムは沢山持っていますが、そんな中で、このアルバムが一番の愛聴盤でした。
彼の演奏は一度もコピーしたことがありません。自分の持ち味と、そして目指しているグルーブとはかけ離れているので、コピーしてもきっと参考にならないと思ったからです。全く真似できないと思います。「メトロノームでカチカチ」には全然あってないのですが、それが彼のノリなのです。だから、逆に真似できないのです。私レベルが似たようなことやると、ただの下手くそになります。したがって、自分のプレイに彼の要素は全く入っていないと思います。それでも、僕が彼のプレイが好きなのは、バラードやミディアムテンポのでのモダンなコード・ワークでのプレイです。
この文章、このアルバムを聴きながら今書いているのですが、やっぱり最高です!お勧めは、太字の3曲ですが、アルバムを通して、雰囲気が一貫されていて、どの曲も素晴らしいものです。また、彼の得意な生ギターも聴けます。こんなアダルトなギター、絶対弾けないです。もう万歳するしかありません。降参です。
追伸:降参してないで、少し研究してみようかなと思ってます。