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僕の音楽史(127)

【1984年〜85年】

 社会人となりました。僕は某小売業に就職しました。このブログは「僕の音楽史」ってことなので、会社の話は特に詳しく書くつもりはないですが、僕にとっては「毎日決まった時間に出かける」という生活はかなりのストレスでした(笑)。とにかく環境が激変し、何もかもが目新しいことばかり、疲れることばかりで、とても「音楽」を楽しむ感じではなくなりました。

 学生時代にはエレキ・ギター3本を所有していました。YAMAHAのセミアコSA-1200とフルアコAE-2000、そしてアイバニーズのセミアコLR-10(リー・リトナー・シグネイチャー・モデル)の3本を所有してましたが、もう人前で演奏することも当分ないだろうし、複数本所有している必要もなかったので、はっきりと記憶にはないのですが、後輩に売ったりして早いタイミングで、フルアコAE-2000の1本のみとなりました。

 セミアコ2本を売り、フルアコ1本残したのは、やはり社会人になって、少し真面目にジャズ・ギターを勉強しようと考えたからと思うのですが、実際のところは週に何時間か弾く(触る?)くらいで、弦は錆びた状態で、切れても数日はほって置いたりといった状況でした。

 同期入社の中に音楽好きの友人でもいれば別なのでしょうが、残念ながらそういう友人もいなく、全く音楽的な生活からは程遠いものでした。

 そうは言っても、以前のように中古レコード買いまくることはなかったものの、所有しているレコードは休みの日などには聴くことはありました。やはりメセニーが好きでしたね。大学4年くらいからずっと愛聴盤である「Travels」と「Off Ramp」、ずっとこの2枚を聴き続けていました。また、カシオペアと渡辺香津美さんも継続して聴いていました。カシオペア「ミントジャムズ」やKAZUMI BAND「頭狂奸児唐眼」はよく聴きました。この後の新譜も何枚かリリースされていたと思いますが、新しいアルバムを買ったりしていなかったと思います。そんな気持ちの余裕は多分無かったのだろうと思います。

 入社して1〜2年は誰もそうかと思いますが、やはり社会人として心と身体が慣れていくまでは、とても音楽をやる余裕などなかったですね。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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