僕の音楽史(127)
社会人となりました。僕は某小売業に就職しました。このブログは「僕の音楽史」ってことなので、会社の話は特に詳しく書くつもりはないですが、僕にとっては「毎日決まった時間に出かける」という生活はかなりのストレスでした(笑)。とにかく環境が激変し、何もかもが目新しいことばかり、疲れることばかりで、とても「音楽」を楽しむ感じではなくなりました。
学生時代にはエレキ・ギター3本を所有していました。YAMAHAのセミアコSA-1200とフルアコAE-2000、そしてアイバニーズのセミアコLR-10(リー・リトナー・シグネイチャー・モデル)の3本を所有してましたが、もう人前で演奏することも当分ないだろうし、複数本所有している必要もなかったので、はっきりと記憶にはないのですが、後輩に売ったりして早いタイミングで、フルアコAE-2000の1本のみとなりました。
セミアコ2本を売り、フルアコ1本残したのは、やはり社会人になって、少し真面目にジャズ・ギターを勉強しようと考えたからと思うのですが、実際のところは週に何時間か弾く(触る?)くらいで、弦は錆びた状態で、切れても数日はほって置いたりといった状況でした。
同期入社の中に音楽好きの友人でもいれば別なのでしょうが、残念ながらそういう友人もいなく、全く音楽的な生活からは程遠いものでした。
そうは言っても、以前のように中古レコード買いまくることはなかったものの、所有しているレコードは休みの日などには聴くことはありました。やはりメセニーが好きでしたね。大学4年くらいからずっと愛聴盤である「Travels」と「Off Ramp」、ずっとこの2枚を聴き続けていました。また、カシオペアと渡辺香津美さんも継続して聴いていました。カシオペア「ミントジャムズ」やKAZUMI BAND「頭狂奸児唐眼」はよく聴きました。この後の新譜も何枚かリリースされていたと思いますが、新しいアルバムを買ったりしていなかったと思います。そんな気持ちの余裕は多分無かったのだろうと思います。
入社して1〜2年は誰もそうかと思いますが、やはり社会人として心と身体が慣れていくまでは、とても音楽をやる余裕などなかったですね。



