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僕の音楽史(126)

【大学4年生(1984年)】

 大学生活の最後はライトのリサイタルでした。僕はこのリサイタルで「コンファメーション」を弾き、このバンドを卒業しました。途中何度もやめようとは思っていましたが、他にやりたいこともなかったので、結果的に卒業まで続けることとなりました。僕の記憶では、リサイタルの翌日にFM東京の収録があったように記憶しています。これが文字通り最後の最後の活動でした。

 ライトのOBでこのブログを読んでくださっている方々、今まで読んでいただきありがとうございます。一旦今回をもちまして、ライト関連の話題は終わりとなりますが、お話は続いていきますので、興味のある方は引き続き読んでいただけると嬉しいです。
 
 僕にとって「ライトという音楽サークルが何だったのだろう?」

 卒業から今現在まで僕は一度もビッグ・バンドの中でギターを弾いていませんし、一度もビッグ・バンドの演奏を聴きに行ったことはありません。あ、「ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド」は大好きで聴いてはいましたが、王道のビッグバンドではないですね、これは。要は、正直、今も昔もビッグ・バンドにはほとんど興味がないのです。そして、自分のギターがそこにいないビッグ・バンドには興味がないのです(笑)。これが、僕が卒業後にOBとしてライトの演奏を聴きに行くこともなく、それどころか飲み会にも行くこともない大きな理由です。僕以外はOBは皆、「ライト愛」「ビッグ・バンド愛」が強く、そんな中に自分が身を置くのは申し訳ないですし、辛いのです。

 でも、ライトに所属したことは無駄だったのかというと、決してそんなことはありません。今現在、僕のフォー・ビートのノリやグルーブはこの4年間に培われたものであり、この4年間が無かったら今のギタリストとしての自分は無かっただろうなと自信を持って言うことができます。ベース・ソロの時などにたまに「4つ刻み」のカッティングをすることがありますが、そんな時は「ライト」のことを思い出したりすることがあります。

 大学生活の話題はこれで終わりです。次回からは社会人1年目に話が進んでいきます!

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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