僕の音楽史(126)
大学生活の最後はライトのリサイタルでした。僕はこのリサイタルで「コンファメーション」を弾き、このバンドを卒業しました。途中何度もやめようとは思っていましたが、他にやりたいこともなかったので、結果的に卒業まで続けることとなりました。僕の記憶では、リサイタルの翌日にFM東京の収録があったように記憶しています。これが文字通り最後の最後の活動でした。
ライトのOBでこのブログを読んでくださっている方々、今まで読んでいただきありがとうございます。一旦今回をもちまして、ライト関連の話題は終わりとなりますが、お話は続いていきますので、興味のある方は引き続き読んでいただけると嬉しいです。
僕にとって「ライトという音楽サークルが何だったのだろう?」
卒業から今現在まで僕は一度もビッグ・バンドの中でギターを弾いていませんし、一度もビッグ・バンドの演奏を聴きに行ったことはありません。あ、「ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド」は大好きで聴いてはいましたが、王道のビッグバンドではないですね、これは。要は、正直、今も昔もビッグ・バンドにはほとんど興味がないのです。そして、自分のギターがそこにいないビッグ・バンドには興味がないのです(笑)。これが、僕が卒業後にOBとしてライトの演奏を聴きに行くこともなく、それどころか飲み会にも行くこともない大きな理由です。僕以外はOBは皆、「ライト愛」「ビッグ・バンド愛」が強く、そんな中に自分が身を置くのは申し訳ないですし、辛いのです。
でも、ライトに所属したことは無駄だったのかというと、決してそんなことはありません。今現在、僕のフォー・ビートのノリやグルーブはこの4年間に培われたものであり、この4年間が無かったら今のギタリストとしての自分は無かっただろうなと自信を持って言うことができます。ベース・ソロの時などにたまに「4つ刻み」のカッティングをすることがありますが、そんな時は「ライト」のことを思い出したりすることがあります。
大学生活の話題はこれで終わりです。次回からは社会人1年目に話が進んでいきます!
