僕のレコード棚公開します!(61)

「これから」という時に亡くなってしまったエミリー・レムラー。最初は写真左上のファースト・アルバムのジャケット買いの様なものでした。当時、雑誌で「ジム・ホールが絶賛しているギタリスト」という記事を読んで興味を持っていたもののあまり期待してはいませんでしたが、かなり好みの感じのギタリストでした。「女性」「ジム・ホール」ということを聞いて、「線の細い」「繊細」な感じを想像していましたが、全く違っていました。骨太で男気のあるギタリストでした。
ただ、やはり当時マルティーノやメセニーに狂っていた私からすると、やや「小粒」でしたし、「音にばらつき」があったことが、多少気にかかりましたが、それもまた彼女の個性として大好きではありました。
CDを含め4枚のアルバム、どれもよく聴きましたが、ファースト・アルバムの1曲目「ストローリン」と最後の曲「イン・ア・センチメンタル・ムード」、そしてセカンドの「イン・ユア・オウン・スウィート・ウェイ」などが大好きでした。