僕のレコード棚公開します!(60)

この人については、このブログの中でもいたるところに書いていますが、20代の頃に本当によく研究しました。王道のジャズ・ギタリストとしてもしかしたら今でも一番好きかもしれません。レコードは写真の7枚ですが、それ以外にCDや教則ビデオ、そしてリッチー・コール・クインテット時代のラジオのエア・チェック(死語?)が山ほどあり、ギター・ソロ部分のみのコピー譜やらたくさんあります。
比較的強めのピッキングではありますが、左手のレガートも多用し、教則本のようなフレーズをこれでもかというくらい弾きまくります。基本はビバップですが、モード、コルトレーン・チェンジ等とにかく滑らかに弾き倒すことのできる素晴らしいギタリストですね。
もう30年くらい前になりますが、銀座ヤマハホールでライブも聴きました。レコードどおり素晴らしかったと記憶しています。
上の写真のレコードはどれも素晴らしいですが、1枚選べといえばやはり左上のデビューアルバムですね。ここでの「スロー・ボート・トゥ・チャイナ」はコピーして必死になって練習してました。3625のチェンジのフレーズの宝庫でもあります。
ジャズ・ギターを勉強している人は、一度は聴いてほしいギタリストです。