ソロ・ギター道場(8)
まずは反省材料の動画です。
上の動画での演奏、あらためて聴いてみると意外とよく弾けているのですが、決定的に足りないのは「ハッとさせられる」ってことなのかな?と思いました。
ソロ・ギターに限った話ではありませんが、例えばサビからテーマに戻る前のF#m7(♭5)-B7-E△7のところでⅤ7のルートの音B音から増4度でB→F→B→Fと上昇しEに着地みたいなこと、これは似たようなことをジョー・パスがやっていましたが、この増4度の動きってのはハッとさせられますよ。
僕の動画の演奏で、インテンポで弾いている部分があります。ただアドリブで単音のソロを弾いているだけですが、下の動画のような、デュオなどで伴奏にまわった時によくやる「ウォーキング・ベース」みたいなことをやった方がカッコよかったかもですね。
また、これもジョー・パスのネタですがA♭△7-Am7♭5-D7-G△7のところでテンション感が比較的強い#9を使ってA♭7#9-D7#9-G7にリハもしたり。
たった一人で演奏してるわけですから、意外性がないとソロ・ギターで曲の最後まで聴かせるのは難しいのではないでしょうか?
次回は、今までの反省を踏まえ、All The Things You Are のソロ演奏をやってみます!
