FC2ブログ

ギター購入騒動記(74)

2019年1月20日(日)ギタープラネットへ(2)

 レスポールから逃げるようにお店から飛び出し、駅に向かうところで

 「あ、そういえばSさんのところに行くのを忘れていた!」

 はたと気がつき、引き返しました。

 フルアコ・フロアーでSさんは接客を終えていましたので、また色々とと情報交換しました。気にはなっているL-4の在庫は俺が買うのを待っているのか健在でした(笑)。そして、前回ちょっと紹介してもらっGrecoのES-175のコピーモデル、N60も価格がついて出ていました。僕の持っているグレコの後に出ている個体かと思ったら、実は79年製で僕のは86年製ですから、僕の所有するものより前の個体でした。前回お話ししたように、僕のGrecoより全然音はいいですね。フジゲン製です。まあ、しょうがないです。もともと、僕はルックス買いの衝動買いでしたから。しかも、僕のものより1.5万円も安いです。お安くフルアコ・サウンドを手に入れたい人は買いですね。

 先ほどのレスポール・ショックでなんかフルアコを試奏する気にならなかったので、今日は数ヶ月前からお店の試奏用として置いてある大人気のアンプ、DV-Mark のJAZZ12(左)とDV Little JAZZ(右)の弾き比べをしてみました。

8407_1.jpg 7780_1.jpg


 このアンプは何が良いかって、Master,High,Mid,Bass,Reverveしかつまみがありません。最高です(笑)。僕はMasterとGainなど2ボリュームは好きではありません。っていうか、使い方がよくわかりません(笑)。ましてや、3ボリュームなんて論外です(爆)。このアンプ、Highを4、Midを5、Bassを6、Reverveを2、以上終了です。これで満足のいくジャズ・トーンが実現できる物凄いアンプです。じゃ、なんで僕は持っていないのでしょう?僕はライブは会社帰りに行うのがほとんどです。ギターとエフェクター、そして着替えを持つので精一杯です。あ、会社のカバンも(笑)。その上アンプを持って行くのは到底不可能です。理由はただのそれだけです。あー、もうひとつ、「みんなが持っている」ことも理由のひとつですかね(笑)。

8407_5.jpg


 自宅の練習用で何故買わないのか?という声が聞こえてきそうですが、どうせ自宅では大きな音は出せませんし、生音で弾くことの方が多いですので、今のVOXの40Wで十分です。

 この2台のアンプ、スピーカーの口径が違うだけでアンプ部分は同じようなので、基本は同じ感じの音と思いましたが、僕がもしバンドで使うのであれば、多分JAZZ12じゃないとダメかなと思います。ミディアム以下のテンポで普通にやる分にはLittleでも十分対応できますが、アップテンポでドラム、ピアノがガンガンやりだすと、音量的に(音圧的?)にクリーントーンの状態で対抗するのは多少きついかなって感じです。実際にバンドで使ったわけではないですが、他のメンバーがガンガンやり出してる時の音量を想定して、音を出してみたところと、Jazz12はMaster3位の音で十分のようですが、同じ音量を出すにはLittleの方はMaster8位あげないとダメのような感じでした。もっともSpeaker Outでお店に置いてある口径の大きなSpeakerにつないじゃえば良いのですがね。いずれにしても、今の活動の中ではアンプを買う必要がなく、そのお金はギターに回すのが得策のようです。

 今回は2時間ほどの滞在でした。


9184_1.jpg e183d2f04f9c50090157b9cb663a531cfd03e5.jpg



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR