ソロ・ギター道場(3)
ソロ・ギターではテーマ部分のメロディーをハーモナイズして弾くだけではつまらないので、所々単音でパラパラ弾いたり、合いの手を自分で入れたり、エンディングでカデンツアで弾いたりと工夫しなければならず、それが力量だったりセンスだったりするわけです。パラパラと弾く部分で一番やりやすいところはやはりⅡーⅤーⅠの部分なのではと思います。そして、この部分での小技のストックがあるかないかで、ソロ・ギターが「退屈にならるのか面白いものになるか」が別れてくるのではと思います。
下に題材として弾いたサムデイの中でも使ったⅡーⅤーⅠの小技を2つだけ紹介しておきます。
Cm7ーF7ーB♭△7のコードを弾いたのちに技をゆっくり弾きますので、参考になさってください。本当は譜面を載せた方が良いのかもしれないのですが、面倒なので。ゆっくり弾きますので大丈夫なのではないかと思います。
最初の動画はCm7の部分でルートCの部分を一音上のD音(9th)からD→C→B→B♭(7th)と降りてきて最後はA音、つまりF7の3度音程まできます。常にE♭音を出しておきます。
2番目のやつはジョー・パスの得意フレーズでCm7のアルペジオからCm9→C#m9→Cm9→C#m9と繰り返すところがミソですね。
参考にしてください!
