Pat Martino奏法研究(26)
今回は第4ポジションです。
下の図【第4ポジション】をご覧ください。
このポジションでは、左手は1、2弦で1フレット上にずらして弾きます。6、5、4、3まではすべて9フレットは人差し指、10フレットは中指、11フレットは薬指、12フレットは小指で押さえ、2、1弦は10フレットを人差し指にずらします。
次の【第4ポジションとコードポジション】をご覧ください。
このAm7コードフォームはあまりなじみがないですね。Am7単体でこの押さえ方はあまりしません。Am7一発が何小節も続くときに、同じポジションのAm7ばかりでは面白くないので、時々このフォームで押さえることはあります、そんな程度です。
最後に【第4ポジションとフレーズ】の図です。
一番下の譜面「Aドリアン モチーフ」のご覧ください。
ちなみに今回の第4ポジションでは第3ポジションと同じく譜面(B) (C)の音列があり、図の番号①~⑥を番号順に弾くと(B)、黄色丸の①~⑥を番号順に弾くと(C)になります。
もう少し我慢してください(笑)。次回第5ポジションを説明したのち、また動画を作成しようと思います。そのあとは、それぞれのポジションの連結、Vertical(垂直)の動きとHorizontal(水平)の動きについて解説していきます。
次回は第5ポジションについて解説します。

