ギター購入騒動記(69)
所有するES-175のリペアをお願いするため、久々ギタープラネットに行って来ました。リペアの内容については出来上がった時にまたお話しするとして、いつもの店員Sさんと情報交換(?)をしてきました。
「新しく175が入って来ましたよ。ここ3階じゃなくって、下のフロアにあります。」
さすがにGibson ES-175をまた買うことはないと思いますが、一応見にいきました。
1本はネットでも見ていた下写真のビンテージ・サンバースト、もう1本はナチュラルでした。ともに綺麗な楽器でしたが、さすがに775を買ったばかりですので、スルーすることができました(笑)。

それより、前回から気になっている楽器、Gibson L-4CESとIbanez AKJV95 DALがまだ売れずにいましたので、改めて弾かせてもらいました。
ます、L-4CESです。前回Orville By Gibsonを買った時にも弾かせてもらったのですが、今回は少しじっくり弾かせてもらいました。

比較的綺麗な楽器で、同じビンテージ・サンバーストでも、僕の775よりもすこし濃い色味です。確か80年代後半の楽器だったと思います。
ここ数日、僕は775をずっと弾いていて、生音がすごく耳に残っているので、比較するにはとても良い状態です。アンプに通す前にまずは生音で弾いてみます。
「ビンテージの175っぽい音だな。775とは全く違う生音だ!」
弦が新しいせいもあったのか、割とシャリシャリいう感じです。でも、中域〜低域がふくよかなので、安っぽい感じは全くしません。一方、僕の775は「しっとりした感じ」で生音はまるで違うことに気がつきました。前回は775とL-4はかなり近しい音と感じたのですが、今回はまるで違います。775の音をずっと聴き続けていたから耳が肥えてきたのでしょうね。
「775買った時に、この楽器があったら俺はどっち買ったんだろう?」と思いました。相当迷ったと思います。重さは僕の775より多少軽い気がしました。
アンプを通した音は、どうでしょう、生音ほど大きな違いはない様に思いましたが、今日はDV Mark Littleで鳴らしたのでちょっと比較になりませんでした。
お金があったら買ってしまうところですが、さすがにお金はないです(笑)。Orville By Gibsonの引き落としがまだのうちに買ってしまうわけにはいきません。
次に、L-4の1/5の値段のアイバニーズです。

「L-4を弾いた後ですから、ちょっと厳しいんじゃないですかね(笑)」
Sさんの言った通り、生音は全く勝負になりません。ただ、アンプを通して、トーンを若干絞ると、比較的ふくよかな感じになりました。十分ライブに使っていけます。そして、同じような値段で買ったGrecoよりは良い音がしましたね。ただ、これも使用アンプであるDV Markのマジックなのかもしれません。
その後、30分程情報交換をし、何も買わずに店を去りました。
被害総額は¥0です(笑)。