2018年10月新潟ライブ紀行(2)
自分のリーダーバンドでは、辻君、西尾さんには声をかけませんでした。90年代後半に結構長く2人と活動を共にしていましたので、別のメンバーとやった方が良いかなという理由もありましたが、1番の理由は僕の活動している中野近辺から家が遠いことでした。そうは言っても、リーダーバンドのレギュラー・ベーシストやドラマーの調整がつかないときなどは、何回かトラで頼んだりして、ゆるく付き合いは続いていました。
フラッシュのママさんやベーシスト小黒さん、SuSuさんはFacebookでの僕の投稿をたまに見てくれていたり、逆に僕の方が見たりしていましたが、辻、西尾さんと活動する機会があまりなくなったのと、東京でのライブ活動に一生懸命になっていたので、自然に新潟のことを思い出すことはなくなりました。
こんな状態で数年経って、2017年暮れに自分のバンドでライブがありました。メンバーは現在の僕のリーダー・バンドのメンバーと同じで、武田(g)、阿部(p)、座小田(b)、丸谷(ds)でした。
ライブ終了のアフターで話していた時に、たまたまベースの座小田君と小黒さんが面識があり、新潟の自宅に泊めてもらったこともある、そんな関係であることを知りました。それをきっかけに何年振りかに新潟話しで盛り上がりました。
「来年暖かくなったら新潟でライブをやりたいな」
と思う様になりました。
自宅に帰って、いろいろ考えました。何を考えたかというと、「採算」です(笑)。
僕はサラリーマンですし、故郷での演奏ですから、採算など度外視して演奏はできますが、座小田君と茜ちゃんは音楽で生計を立てているミュージシャンですから、彼らに払えるギャラがない様では行きたくても行けません。多少僕が自腹を切っても良いですが、お金持ちでもありませんので限度ってものがあります(笑)。そして、そもそも新潟の音楽事情ってのがわかりません。チャージの相場や客入りなど、東京とどう違うのかなどがわかりません。
そこで、年明け早々、小黒さんとSuSuさんにメッセージを送って、相談してみました。なんで、フラッシュのママ、あっこさん(でいいんでしたっけ?西尾さんはそう言ってる様ですので.....)に相談しなかったって?
だって、出演しようと思ってる店に直接聞くわけにはいかなですよね?(笑)。
小黒さんやSuSuさんは色々と親切にお教えてくれました。また、あっこさんから「あけましておめでとう!今年は新潟にいらっしゃる機会ありますか?」なんてメッセージが偶然届きましたが、僕が小黒さんやSuSuさんに探りを入れていたのを聞いたのでしょうか?(笑)。偶然ではなかったのかもしれません。
この時点で、いずれにしても足代を少しでも安価に済ませるため、メンバーの車で行ける様になる春先まで待とうかなというのが結論でした。
つづく。
