Pat Martino奏法研究(24)
今回は第2ポジションです。
下の図【第2ポジション】をご覧ください。第2ポジションは、皆さんが一番なじみがあるポジションですよね。
このポジションでのAドリアンスケール構成音は、第1ポジションとは違い、3弦と4弦が1フレット左にずれています。したがって、1、2、5,6弦については、5フレットは人差し指、6フレット中指、7フレットは薬指、そして8フレットは小指で押さえます(中指6フレットはなしですね)。3、4弦は、4フレットは人差し指、5フレット中指、6フレットは薬指、そして7フレットは小指で押さえます(6フレット薬指はなしですね)。
次の【第2ポジションとコードポジション】をご覧ください。
第1ポジションと同じです。このAm7コードフォームからは第1、第2ポジションが結びつくと考えてください。
最後に【第2ポジションとフレーズ】の図です。
一番下の譜面「Aドリアン モチーフ」のご覧ください。第1ポジションと同じモチーフです。
ちなみに今回の第2ポジションでは第1ポジションと同様に譜面(A) (B)の音列があり、図の番号①~⑥を番号順に弾くと(A)、黄色丸の①~⑥を番号順に弾くと(B)になります。
同じ要領で第5ポジションまで続きます。少し、つまらなくなってる方もいらっしゃると思いますが、第5ポジションの解説の後、それぞれのポジションの機能的な連結を習得するには絶対に必要となってきますので、根気よく頑張って指に覚え込ませておいてください。
次回は第3ポジションについて解説します。

