ジャズギター裏口入学(32)
今回は前回説明した3つの捉え方のうち①にあげた
「1−6−2−5、3−6−2−5などの機能別に塊で捉える」について。
循環モノはサビ以外は結局のところ3−6−2−5や1−6−2−5の集合体です。前回載せたオレオの譜面見ていただければわかりますよね?。
最初の4小節は1−6−2−5−3−6−2−5です。5ー6小節がちょっと違っていて、I ーI7ーⅣーⅣ♯dimが出てきて、そのあとまた3−6−2−5です。
従って、5−6小節にちょっとだけ注意を払えば、あとはジャズを勉強している皆さんは絶対やっているであろうパターンやリックを充てはめてめて弾けるはずし、この手のやつは指癖にするほど弾き込んでいるはず(?)ですので、比較的テンポの速いものでも対応しやすいのではと思います。
一つアドバイスがあります。循環ものでは、偉人たちが過去に残してきた「お決まりフレーズ」みたいなものがたくさん存在しています。そんなフレーズを散りばめたりすると、「循環やってます!」的な感じが出て良いかもです。また、それがばっちりとハマった時「いぇー!」と掛け声をもらうかもですね。色々な循環の代表曲のテーマを変形してアドリブに挿入するのも良いと思います。
動画で最初の4小節でよくやる定石フレーズと5−8小節での定石フレーズを弾いてみましたので、参考にしてください。
ではでは!