ギター購入騒動記(64)
GrecoのFAを購入以来、ES-775、TokaiのFA-GPと立て続けに購入し、もともと所有の本家ES-175と合わせて4本の「175タイプ」のギターが4本揃いました。そんなこともあって、今は「175愛」が心の中で大きくなっています。

かみさんが御茶ノ水に用事があるとのことなので、ついでにまたまた最近お気に入りのギターショップ「ギタープラネット」によることにしました。目的は2つ、近況報告(笑)とネットで見つけた楽器の試奏でした。
いつもの店員Sさんは遅い夏休みを取っているとのことでいらっしゃいませんでしたが、代わりに店長Iさんが丁寧に応対してくれました。
問題の楽器は下の楽器。Orville by GibsonのES-175です。

ロゴにby Gibsonと入っているのは日本製ていうことで(なしは韓国製)とても人気がある一本のようです。中古楽器ですが、見た目もビンテージ・サンバーストで美しいです。申し分なしです。
音はというと日本製でしたが、TokaiのFAとは違って僕が勝手に名付けている日本製の特徴「鈴虫の音」ではありませんでした。代わりに「 Gibson」の音がしっかりします。この辺がさすがというか不思議というかですね。木はボディがメイプル、ネックはマホガニー、指板はローズウッドと僕の持っている本家175と同じでしたが、この前ギタプラさんで購入したES-775にそっくりでした、特に生音は。そういえば、フロント・ピックアップの位置が随分と下の方についています。アンプを通した時に多少違うのでしょうか。Gibsonの175を基準にすると、ES-775はOrvilleのこの楽器と逆にネック側についてますけどね。
その場で買いたいくらいでした。ただ、立て続けに買うわけにもいかないので、予約はするほどではありませんでしたが、このクオリティで15万そこそこですから、すぐに売れてしまうだろうなとも思います。
帰りにお店の出口近くにあった写真の楽器アイバニーズ、形が175に似ていたので(笑)、弾かせてもらいました。アイバニーズというメーカーに対しては、ずっとGB-10を使ってきて(現在は売却済)、個人的にはあまり評価は高くないのですが、値段も8万円代ってことで、どんな感じだろう?と軽い気持ちで試奏しました。

それが、思いの外良かったです!先入観はいけませんね。ぼくの長年使ってきたGB-10という楽器は「外れ」だったのかもしれません。もっとも、僕が買った時は10万そこそこの楽器でしたが。