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僕の音楽史(105)

【大学2年生(1981〜82年)】

 パット・マルティーノ、ジョージ・ベンソン以外にこの当時はジャズ・ギターのレコードを買いまくっていましたが、好きなギタリストができると、その人のレコードを何枚か続けて買っていたこともあり、聴いていたギタリストの種類はそんなに多くはありませんでした。マルティーノ、ベンソン以外に当時よく聴いていたギタリストと作品を何枚か紹介します。

【バーニー・ケッセル】
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 少しアクが強くて、好みとは言えませんでしたが、ともかくこの時代のギタリストは勉強のために聴くことにしていました。実際、すごく勉強になりました。「サテン・ドール」が大好きでしたが、キーが通常のCじゃなかったのが非常に残念でした。

【ジョー・パス】

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 ヴァーチューゾをきっかけにソロ・ギターだけでなく、色々なアルバムを買いました。この2枚は擦り切れるほど聴きましたが、中でも「サテンドール」や超絶技巧のペデルセンとのバトル「チョップス」の2枚がお気に入りでした。

【ジム・ホール】

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 アンダーカレントで大失敗!と思い、ずっと敬遠していましたが、ロン・カーターとのこのアルバムはコピー譜も一緒に買ったこともあり、よく聴きましたが、まだ本当の良さはわかっていなかったと思います。むしろトリオのこのアルバム、中でも「ボディ&ソウル」が大のお気に入りで、今でも最高と思います。

【ケニー・バレル】

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 ピッキングがあまり正確でないところが、当時は正直あまり好きではありませんでした。でも、強力に「ジャズ」「ダンディズム」を感じましたので、大好きなアルバムでした。ライブであることもあり、雰囲気は最高と思います。

【ラリー・コリエル】

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 香津美さんの口からよく「コリエル」という名前を聞いていましたので、聴いて、そしてハマりました。彼のアコースティック・ソロやデュオはほとんど買いまくってました。このアルバム、ジョン・スコのアコースティック・プレイや名曲「ジンバブエ」が収録されていて、愛聴盤でした。エレアコのオベーションやマクラフリンやパコ・デ・ルシアとのスーパー・ギター・トリオも当時ブームでよく聴きました。

【ジョン・スコフィールド】

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 ヒノテルさんとの演奏から色々なアルバムを聴くようになり、このアルバムにたどり着きました。恐ろしさを感じましたね。このアルバムを聴いた時は...。ただ、この時は「ソフトリー....」のアウト・フレーズで有名になった「ライブ」はまだ聴いていなかったと思います。

 まだまだ思い出せないギタリストが何名かいますが、思い出せる限りはこんな感じです。当時はともかくギタリストばかりに偏って聴いていましたね。

 こんな中、衝撃の問題作、「あの人」の「あのアルバム」が発売され、一気に気持ちを持って行かれました!!!

 次号につづく........。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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