ギター購入騒動記(61)
ギター・プラネットでES-775とTokai FA-GPの2本を買ってから半月ほど経ちました。久々にギター・プラネットに遊びに行きました。特に大きな目的があったわけではありませんが、常にアンテナを張り巡らせておかないと好機を逸する気がしていたのと(笑)、楽器購入に色々骨を折ってくれたSさんへの近況報告みたいな感じです。ただ、実はGR-55がヤフオクで売れたのと楽器以外にもまだまだ断捨離できるものがいくつかあるので、それを元手にまた何か買おうと企んでいるもう一人の自分がいて(笑)、心の中では次の購入楽器の照準を合わせておくこともあったのかと思います(笑)。
たまたま昨日の自分のライブで、早速TokaiのFA-GPを使ったこともあって、そんな話からSさんとの話が始まりました。
現在僕の頭には2つの考えがあります。
一つは現在所有のエレガットGA40SFCE-NT(Ibanez) を買い替えたい、もう一つはそもそも日本楽器の素晴らしさを実感し、今回のTokai FA-GPの購入のきっかけともなった、これまたギター・プラネットのオリジナル企画ギター「Nuages」が次の楽器購入の候補ということです。
エレガットGA40SFCE-NT(Ibanez)は2年ほど前からの僕のギター爆買いの口火を切った楽器です。全く試奏することなく、ギタリストのヨッシー(松原慶史くん)がこのギターと同類の楽器を使いライブでいい音出していたので、アマゾンでポチッとやったやつです。確か3万円くらいでしたが、コスト・パフォーマンスは抜群で、ライブでも何回か使いました。ただ、やはり値段が値段ですから、他の所有楽器に比べると少し見劣りするようになってきました。ライブでアンプを通して弾いた時に3弦のフレットど真ん中あたりの音がどうしても安っぽい音が気になりだしていて、色々とエフェクターで加工してもどうすることもできなくて「これがこの楽器の限界かな?」と思ったりしています。もともとOvation1763を所有していたこともあり、どうしてもこの楽器が物足りなくなってきました。

ただ、一つ引っかかっているのは、現実的にライブで演奏する機会がソリッド、フルアコに比べると圧倒的に少ないことです。積極的に使ってはいきたいのですが、仕事帰りにライブに行くことが多いので、持って行くことが困難です。たまにギターDUOみたいな時に使うものの、今現在は定期的な活動を行なっていないので、日の目をみることはとりあえず予定がありません。そうは言っても、もともとはクラシック・ギター弾きだったこともあって、やはりガット・ギターは持っておきたいのです。
「ガット・ギターは道路向かい側の別の建物に集まってますね」
そうであれば、帰りに寄るとして、ここでは早速もう一つの目的「Nuages」の試奏をさせてもらいことにします。
このシリーズ、前回買った僕のTokaiFA-GPと同様ギター・プラネットの企画モノで、フルアコ&セミアコ専門フロアが培ったノウハウ、日頃のアイディアやお客様の要望をリーズナブルに形にしたものというもので、何本かはすでに試奏させてもらっています。このシリーズのボディ・シェイプは大きく335タイプ、ジョージ・ベンソン・モデル・タイプ、そして、つい最近発売されたレスポールのFホール付きの大きく3種類あり、それぞの形状の中でも色や違いで何種類かの楽器があります。335タイプは形が好きではないので、僕的には対象外です。今興味のあるのは数ある中から下の3種類です。これ3本についてがっつり試奏させてもらうことにしました。

そのレポートは次回まで!