ジャズギター裏口入学(30)
とにかくフレーズのコピーを片っぱしから行っていきながら、次のような作業をやるといいのではないかということでご紹介します。
動画1は前回の動画1の最初に弾いたフレーズです。そして、動画2は前回の動画2の最初に弾いたフレーズです。いずれもⅡーⅤーⅠのフレーズ例で、分析は前回の解説を参考にしてもらいたいのですが、皆さんがこのような2つのフレーズのコピーを行なったとしましょう。ここで終わってはいけません、もったいないです!
動画3をご覧ください。
これ、何をやったかというと、動画1のフレーズの1小節目と動画2の2小節目を合体させて第3のフレーズを作っています。正確には単純に合体させたわけではなく、うまく連結できるように動画2の2小節目を多少変えています。そして、フレーズの二回目は、1小節目の譜割りを2小節目に多少合わせた感じに弾いています。
こんな形で、片っぱしからフレーズをコピーしたら、それらを自分ならりに合体させ、混ぜ合わせ、第3、第4のフレーズをどんどん作って行きましょう。
こうすることにって、フレーズのストックがどんどん増えていくはずです。そして大好きなギターリストの影響を残しつつ、自分なりのオリジナル・フレーズがどんどん出来上がってきます。
フレーズコピーの注意点ですが、とにかく、2拍、4拍や数小節のフレーズの塊でコピーし、1音1音の音の分析は後回しで良いと思います。そんなのいちいち気にしていたら、コピー作業がはかどりません。大体、音楽的に割り切れないことだってたくさんありますから!
参考にしてください。
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