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ギター購入騒動記(58)

 2018年8月25日(土)もう一本買うぞ!

 予定通り会社帰りにギタープラネットに行きました。ずっと接客してくれていたSさんが出勤日かどうかはわかりませんでしたが、土曜日だから多分出勤かなと思いましたし、実際いらっしゃいました。日曜日に来ると言っておきながら、前日の土曜日に急に来店したわけなんで、Sさんは少しびっくりした様子でした。もしかしたら、何かあって購入を取り消しに来たと一瞬勘違いしたのかもですね。「取消し」どころかもう一本買いに来たんですよ(笑)。この時点では、まだ「もしかしたら」ですけど.....。

 「今月中は特別価格で販売するっておっしゃってましたよね?」

 「はい」

 「値段によってはこっちも買うかもしれないんですけど・・・。正確な値段を教えてください!」

 具体的な価格はここには書かないですが、ちょっとびっくりするような価格でした。しかも、本来は「ブラック」限定の値段のようでしたが、

 「武田さんのお好きな色に適用するようになんとかします!」と力強く言ってくれました。

 そこはやはり775を購入するってことで、いろいろ考えてくれたのだと思います。そして、これがやはりネット・ショッピングでは絶対に味わえない特典ですね。画面で「ポチ」とやるのとは違い、こっちは毎日のように脚を運んでいるわけなのですから!!
 
 
 どうやってお金を捻出するかは後で考えるとして(笑)、もう一度試奏させてもらって、気持ちが変わらなければ買うことにします。

 この時点でナチュラルにしようと思っていたので、在庫の2本(ブリッジが木か金属かの違い)の個体差を確認するために2本とも試奏しました。ほとんど個体差はなく、共に前回書いたように「鈴虫の音」がしました。共に満足です。ただ、オーダーメードってこともあって、同じナチュラルで色味が若干違っていて、ブリッジが金属のもの(写真中央)は、もう一本のブリッジが木のやつ(写真左)に比べると若干色が薄く、もともと僕が所有している175(写真右)に近い色だったので、やはり当初通りナチュラルのブリッジが木のやつ(写真左)にしようと思いました。

5867_2.jpg 5541_1-2.jpg IMG_0472.jpg




 そうはいっても、一気にそこそこの値段のギター2本を買うのは初めての事でもあって、少し間を空けて考え直そうかなと思ったりする瞬間もありました。ただ、最終的に2本とも購入に至った大きな理由は、775とは全く別の意味で、この東海楽器の素晴らしさにまいってしまった事がもちろんですが、やはり「ビンテージ試奏事件」のトラウマも理由の一つでもあったと思います。「あのビンテージ楽器に何十万も出し、そして後で後悔したかもしれない。それを考えたら、今回の買い物は賢い選択のはず」との確信が持てたこと、そして、忘れちゃいけない、店員Sさんの親切な対応と努力の気持ちが伝わったからです。

 この後、昨日決めた下取り4本の大体の値段を確認しました。そして、ほぼ意志も固まったので、こんどは775と同じく商談済みの状態にしてもらい、明日契約に来ることを約束して帰りました。

 自宅に帰って、下取りに出す予定の4本のギターをギグバックに入れて一度に持ち運べるかを試してみました(笑)。全部ソリッドの軽量のギターなので意外に楽勝でした。ただ、見た目はあまりカッコ良いものではありませんでしたが....。

 そして、明日もギター・プラネットに行きます(笑)。


 


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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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