ギター購入騒動記(51)
毎日ろくに練習せずにネットでギターを物色していました。色々ネットの写真や解説を読んでいるうちにだんだん方向性が定まってきました。
「やはり175かな?!」
先月、急に思い立って、勢いで買ったGrecoの「175もどき」ですが、購入時にお店では気がつかなかったのですが、実はシールド・ジャックかゆるゆるといった不具合がありました。家ですぐに気が付いて、購入したお店にメールで連絡すると、すぐに店長から電話がかかってきて「無料で修理します!大変申し訳ありませんでした!」と親切にも言ってくれていたので、すぐに行かなくてはと思ったのですが、自宅から1時間以上かかることもあって、なかなか足を運ぶことができずにいました。このお店は、ビンテージ楽器をたくさん販売しているお店で、前回Grecoを買った時は、閉店ギリギリだったので他の在庫商品を見る余裕もなかったのですが、ネットで調べると175のビンテージものをたくさん売っていました。
「よし、Greco買った時に店長はすごく親切に応対してくれた。どうせ買うなら在庫を多く所有しているこのお店で色々弾き比べて納得のいく買い物をしよう!」と考えました。
もう買う気満々です(笑)。「Grecoの楽器を持っていくこと、そして175のビンテージものを色々弾き比べて、もし条件が合えば購入したい」旨をメールで連絡しました。
「わかりました。お待ちしてます。」
このメール、あの店長にしては随分とそっけない返事だなと思いました。やはりメールの署名を見ると店長ではありませんでした。
前回店長に接客してもらい、色々なお話を伺いながらとても楽しい買い物ができたと思いましたので、また色々とビンテージ楽器の話を聞きながら、条件が合えば購入したいと考えていたのですが、どうやら僕が来店する当日は店長はいらっしゃらないようです。
嫌な予感がしました。そして、その嫌な予感が的中しました。
つづく。


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