マイナー・コンバージョン・コンセプト(2)
この講座の読者の中には「マイナー・コンバージョン・コンセプト」について「全て理解していて、すでに演奏に取り入れている方」や「予備知識を多少は持っている方」、また「なんのことやらさっぱり.....」とレベルはまちまちだと思います。すでに理解されている方にはこれから何回かは少しじれったい話になりますが、初めて聞くという方を前提に説明していく事とします。
「マイナー・コンバージョン・コンセプト」
「マイナー」、これは和音(コード)でいうところの「メジャー」「マイナー」の「マイナー」の意味です。
「コンバージョン」、和訳すると「転換、変換」です。
「コンセプト」はご存知の様に「概念、考え方」ですね。
統合するとすると「マイナーに転換する概念」、言葉を補ってわかりやすく言うと
「(メジャーもマイナーもその他のコードも)マイナーに(頭の中で)転換する(置き換えて考えて演奏する)概念」
と言うことになります。
大半の方は上の様な話を聞くと誤解してこう言います。
「CメジャーをCマイナーで弾いたって合うわけないですよね?」
意外とこの様に考えている人が実は多くて「突拍子も無い理論だな!なんか難しそう。俺には無理!」で終わっている人がたくさんいるのです。
違うんです!マイナー・コンバージョンでは、先に答えを言ってしまいますが
「C△はAm」と考えるのです。
※Key=Cの場合です。
あるいは「G7はDm」「Bm7♭5はDm」「EmはEm」・・・・・・
ここでは、まだ「何でそんなコードに置き換えることができる?」は説明しませんが、要するに
「色々なコードが出てきても頭の中ではマイナー・コードに置き換えて(コンバージョンして)考えて弾く。」
これが「マイナー・コンバージョン・コンセプト」の大まかな考え方です。
次回は、
「上の様なコンバージョンがなぜ可能か?」
「そもそも何でコンバージョンするのか(どんなメリットがあるのか)?」
「なんで(メジャーではなく)マイナーにコンバージョンするのか?」
について説明しようと思います。
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