ギター購入騒動記(46)
「勢いで買うのではなく、じっくりと選んで、一生飽きないギター、要は今持っているES-175の代わりも務まるようなギターを買いたいな!」っと考えているはずでしたが、またまた「勢い」で、しかも今までの中で一番の「猛烈な勢い」で買っちまいました。あっ、「ES-175の代わり・・・」って話は目的通りですが(笑)。反省の意味を込めて経緯を書いておこうと思います(笑)。
久しぶりにギター購買意欲が高まっていたので、これまた久しぶりに「ヤフオク」でギターを物色していました。検索ワードに「ギター」そして「エレキギター」そして「エレキギター レスポール」と少しづつ条件を狭めていきます。気になるギターが2つ程出てきました。
一つは「ジェフ・ベック・モデルの黒のレスポール」、もう一つは「成毛茂モデルのレスポール」です。下の写真です(実際のヤフオクの写真とは違います)


ともに値段は現在のところ数万くらいになっていました。もともとの購入目的である「一生飽きないギター、要は今持っているES-175の代わりも務まるようなギター」とはまるで違いますが、ルックスは気に入ったので、とりあえず「ウォッチリスト」に追加しておきました。そして2本のギターのメーカーを見てみると偶然にも両方とも「Greco(グレコ)」でした。
「グレコ!懐かしい!」
忘れていたメーカー名でした。そして、なつかしさがこみ上げてきました。僕が一番最初に所有したエレキ・ギターは兄が高校入学祝いで買ってもらった「グレコのレスポール」でした。
検索ワードに「グレコ レスポール」と入れてみます。ザクザク出てきました。色々物色していると、いくつかのギターの詳細解説に次の言葉が出てきます。
「ジャパン・ビンテージ」
ふーん、70年代後半から80年代に日本のメーカーが量産していたギブソン、フェンダーのコピーモデルはこんな言葉でもてはやされているのか・・・。中には「本家本元を超えるものもある」と書いてあります。
僕が昔所有していたグレコのレスポールはまさしくこの時代の楽器でしたが、全く手に感触は残っていませんので、今となっては上の言葉の真偽はわかりません。当時はもちろん「ギブソンが高くて買えなかったからグレコを買った」ってだけで、後ろ向きの理由でしたし、自分のギターの力量は「ブランドに関係なく楽器そのものを評価できるレベル」ではありませんでした。
「グレコ」というメーカーのギターが気になりだしました。そして、「ジャパン・ビンテージ」を今の自分のレベルでどんなものかか確かめたくなりました。そんな意味でも、「ウオッチリストに登録したか2本のレスポールのうち、一本はゲットしよう!」と思っていました。
さらに、ヤフオクを検索します。「ギター グレコ」の条件で検索しなおします。
そこで一枚の写真が目に留まります。
「えっ!?」
続きをお楽しみに・・・・。