僕のレコード棚公開します!(47)

【メンバー】
タル・ファーロウ(g)エディ・コスタ(b)ヴィニー・バーク(b)
【曲目】
ロマンティクじゃない?/グレイター・ラブ/ハウ・アバウト・ユー/エニシング・ゴーズ/チャックルズ 他
タル・ファーロウのとても人気のある名盤ですね。もう一枚の「スィングング・タル・ファロウ」と必ずセットで聴きますよね。メンバーも同じですし。
とにかくフレーズが多彩で、手のデカさを生かした跳躍の多いフレージングが驚異的です。っていうか、コピーして自分で弾いてみたことがないので、驚異的かはよくわかりません。
そうは言っても、このアルバムはよく聴きました。特にハーモニックスでのプレイが光る一曲目の「ロマンティックじゃない?」はフレーズが歌っていて素晴らしいですね。
ただ批判を恐れず書くと、僕はタルの8分音符てのがどうも苦手です。8分の間隔が時間軸で均等でないのと録音のせいかもしれませんが「グリグリとしたノリ」「波動」がないからです。逆に共演のエディ・コスタの8分音符や抑揚の方に耳を奪われてしまいます。
そんな事もあってか最初に大学時代このアルバムを聴いた時はそれっきりっであまり感心を持たなかったのですが、この十数年後彼の教則ビデオを見て、多彩でモダンなコード・ワークで一気に高評価に変わります。
その時の感想は「なーんだ、コードも弾けるんじゃん!」
まー、当たり前ですね!