ジャズギター裏口入学(7)
<半音程代理>
前回お話しした3つの音(1度、3度、7th)を使ってブルースの基本中の基本形を弾いてみますね。
全く何の工夫もない1度(C7)、4度(F7)、5度(G7)の12小節ブルースです。
これから何回かにわたって、これにちょっとづつ工夫や技術を加味してジャズっぽいブルースに仕上げていきます。
まず、「半音程代理」です。こんな感じですね。
カッコよい言葉を使っていますが、何のことはない「半音上もしくは下からコードに向かってアプローチ」するやり方で、教わらなくても皆さんも自然にやっていると思います。でも、馬鹿にしちゃいけません。これをちょっと入れるだけで、最初の動画に比べて少しいい感じになったでしょう??動画はわかりやすく、4つ刻みの前1拍(もしくは2拍)に半音上・下からアプローチしていますが、これを例えばシンコペーションで出てみたり、「上・下・真ん中」みたいに出したい音を上下で挟んだりすると、それだけでカッコよくなります。
ただ使い過ぎに注意です。毎回やってるとしつこくなりますね(笑)。
