僕のレコード棚公開します!(40)

【メンバー】
ジム・ホール(g) ベニー・アロノフ(p) マルコム・セシル(b) アイアート・モレイラ(ds)
【曲目】
シンプル・サンバ / ホエア・ウッド・アイ・ビー / ケアフル / アイ・シュッド・ケア / ヴェラ・クルス 他
ジム・ホールのアルバムは結構な枚数を所有していますが、そんな中でも大好きなアルバムの一つです。
ロン・カーターとのデュオ・シリーズやリーダーのトリオのようなアルバムとはまた違った魅力を持ったアルバムですね。ドラムスがアイアート・モレイラ(ブラジルのパーカッショニスト)であることからわかるようにいつもの内省的なJAZZとは一線を画すアルバムとなっています。あっ、でも「ケアフル」とか「アイ・シュッド・ケア」のようなお得意の曲も収録されてます。僕はこの辺のブラジル系の音楽はあまり造詣が深くないので、余計なことは書かないようにしようと思いますが、メセニーの「スティル・ライフ」やシークレット・ギグでの「ヴェラ・クルス(ミルトン・ナシメントの曲)」を選曲するのは、この辺から来たりしてるのでしょうか??
一曲目の「シンプル・サンバ」が大好きで、随分昔ですが、バンドでリハしたことあるのですが、僕のようなタイプのギタリストでは絶対無理ですね。あまりの雰囲気の違いに笑っちゃいました。でも「ヴェラ・クルス」はバンドでやってましたね。
それにしても、彼のプレイ、「ジェフ・ベック」と同じで、誰とどんな演奏をしようとも「ジムは相変わらずジム」ですね。巨匠ってのはそういうものなのでしょう。