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Pat Martino奏法研究(58)

【第6章】スタンダード曲への活用(10)

 随分間が開いてしまいました。インストールしていた譜面ソフトが何故かうまく作動しなくなり、どのソフトを今後使っていこうかを物色していたり、他のブログ記事の事を色々考えたり書いたりしているうちに随分と月日が経ってしまいました。まだまだこのソフトの使い方にも慣れていませんが・・・・。

 ある程度構想がまとまったのでまた定期的に連載を始めたいと思います。

 お約束の通り、解説してきた「ステラ・バイ・スターライト」のコード進行を使って、パットのマイナー・コンバージョンを取り入れたエチュードなるものを作成してみました。

 まずは譜面と動画をご覧ください。

Stella By Starlight Etude




 「作った」と言っても、ステラのコード進行で僕が何コーラスかアドリブし、その録音を聴き直し、その中からパットらしいフレーズや今後解説をしていきたいフレーズを抜き出して再構成して譜面に起こしたものです。また、「エチュード」ってくらいですから、譜割はすべて8分音符になっています。っていうか、彼の演奏も基本8分または16分音符ですから違和感はないでしょうし、アドリブ演奏にまんま使えたりもしますね。

 初心者の方は譜面と動画を参考に少しづつ音をさらっていくと、何となくパットのフレーズの理解もできるでしょうし、中級者以上の方は練習前のウォーミングアップに使ってください。良いか悪いかは別にして自然とパットのような演奏スタイルになっていくでしょう。

 29小節目の3・4拍目はしっかり弾けていないですが、譜面を参考にしてください(笑)。

 ステラのコードは一般的な進行にしてます。あと、テンションは細かく書いたりはしていません。コードネームのカッコ内のコードはもうお分かりですよね??マイナー・コンバージョンです。どのようなコードにコンバージョンし弾いているかを記入しています。

 次回から8小節単位に解説していきます。また、弾いているポジションや指使いがわかるようにゆっくりと演奏した動画も用意しますね。

 これからもこの講座、続けていきますのでよろしくお願いいたします!!

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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