ジャズギター裏口入学(3)
前回の講座の図1(Cブルースペンタトニック+G♭)と図2(Cブルースペンタトニック+G♭+A音)の参考動画です。
最初にお断りしておきます。まず、ちょっとチューニングが甘かったかもしれませんね(笑)。弦が古いせいもあって、イマイチです。あと、わずかばかりか図にはない音も登場します。お許しくださいませ。
【動画1】
【動画2】
どうですか?一応1回目に書いたように、チョーキングなしで弾いています。【動画1】はロック、ブルース系の人はもう耳慣れていて何の違和感もないですよね?
【動画2】であえて例の「ジャズっぽいA音」を強調して弾いています。先ほどと大きな違いはありませんが、A音で「ん?」とくればしめたもです。
このA音がなぜ「ジャズっぽい」感じがするかと言うと、理論的に正確なことはわかりませんが、この講座でもそのうち取り上げることになる「ドリアンスケール」というジャズではよく使われるスケールの特性音であり不協和音(?)を感じさせる音だからと僕は理解しています。
理論を勉強するのが目的ではないのでこのぐらいにします。って言うかこのくらいしかわかりません(笑)。
さて、もう少しジャズっぽく、あるいはブルースやロックから少し離れた感じで弾きたい方は図1の指板を見てください。
「Cミクソリディアンスケール」です。「7thの時はミクソリディアンを使う」と理論書には書いてありますよね。名前なんかどうでも良いのです。要はドレミファ・・・・のシだけ♭させてB♭(だって7thなのですから)を弾けば良いのです。【動画3】をみてください。
【動画3】
どうですか?最初の動画と随分と雰囲気が変わりましたでしょう?ジャズを感じますか(笑)?
最後の図2は前回投稿の図1、2と今回の図2ミクソリディアンを全部指板に落としたものです。
要はCのメジャーキーでソロをやるときには、こんなに使える音が沢山あるのです。むしろ使えない音などほとんどないのです。もっと言っちゃうと、「使い方次第で使えない音など何もない」のです。
勇気を出して、色々な音を使ってみれば、ブルース、ロックのペンタ1発の壁をぶち破れるようになります。

