Jazz Rock 必見動画!(19)
今のジェフ・ベックももちろん凄いと思いますが、やっぱり僕はこの頃からワイアードあたりまでが一番好きですね。
第二期ジェフ・ベック・グループですよね、確か。このメンバーのアンバランスさが結構いい味出していると思いますがいかがでしょう?ボーカル、ベース、ピアノはがっつりとファンキー路線、これにそれっぽいドラムとギターであれば、もう例のサウンドが出来上がり!なのですがそうはいきません。
何たっててコージー・パウエルのドラムスですから。あのバスドラムの大きさ、しかもダブルバスです(笑)。コージーについては、僕はよく知らないのですが、本人はこういうサウンドは好きだったのでしょうか?この大味のドラムスの違和感が意外に面白かったりします。
そして、ジェフ・ベックはワウワウのカッティングをかっちりやるでなく、あくまでラフにキメます。ソロではスライドバーを使ったり、アームを使ったり、もうこの頃から特使効果満載で、とっ散らかっているようですが、全体ではまとまり感もある不思議な感じです。
この曲、ブロウ・バイ・ブロウ時代にはインストでやってましたね。その時はコージー・パウエルではなく、黒人のファンキーなドラムスでしたので、バックはこの時期よりファンキーでしたが、逆にジェフ・ベックはロックぽく弾いてましたね!
