僕の教則本・教則ビデオを公開します!(18)
この教則本はかなり役に立ちました。写真を見ても結構使い込んだことがわかるでしょう!?


ギタリスト高橋信博さんの著書です。彼の演奏は、実際には残念ながら聴いたことはないのですが、僕が学生のころに色々な教則本を執筆していらっしゃていて、ギターマガジンでジャズのアドリブ講座をずっとやっていたりと(今でも続いている?)結構有名な方です。ただ、ジャズ理論に滅法強いこの方の解説は結構難しく、厳しい口調・言い回しもあったりして個人的にはめげたりしていたのも事実ですね(笑)。
もう40年も前に買った本ですので、ソノシート付きなのであります。今はCDか何かで再版されているかどうかはわかりません。
前半はコード楽器としてのギターについて、一般的なジャズ理論をギターに照らし合わせての解説です。正直、ちょっと難しいです。後半はブルースや循環、スタンダード、そしてモーダルな楽曲を題材にギターで実現できる様々なヴォイシングが、全て指板図つきで解説されています。そして、ソノシートでは模範演奏を聴くことができます。
僕がやっていた当時はモダンな響きであっても、今聴くと当たり前だったりもしますので、今どきのコンテンポラリーなヴォイシングとは少し違うのかもしれません。
すばらしい教則本です!!ギターでのジャズ・ボイシング基本&応用&発展を学ぶには最高の教則本と思います。