僕のレコード棚公開します!(33)

ジム・ホールは結構たくさん所有してますが、中でも一番聴いたアルバムかもしれません。
大学の頃に買ったアルバムです。前にも書いたかもしれませんが、ジム・ホールというギタリストは最初はさっぱりわかりませんでした。正直「なんでこんな暗く、まったりしたギタリストを皆は好むのだろう?」と思ってました。数年くらいは全く聴くことがなかったと思います。彼を再び聴くようになり、そして大好きになり、研究しだしたのは、他のギタリストやピアニストを聴き、耳が肥えてきて、ジャズ・ギターが多少なりとも弾けるようになってきた頃でした。
このアルバムではスタンダードの3曲「マイ・ファニー・・・」「イン・センチメンタル・・・・」「ボディ&ソウル」が最高ですね。オーバー・ダビングによる自身とのデュオなんかはもう本当に素晴らしい演奏です。
これも何回か書いてはいますが、彼のギターは音楽的に僕が全く持っていないもので構築されていますから、彼の演奏はコピーして研究はしていましたが、僕の演奏に彼の影は一つもありません。あっ、唯一、「ハーモナイズド・ベース・ライン(?)」は影響受けましたかね??
このアルバム、絶対聴いてください!