僕のレコード棚公開します!(32)

【メンバー】
ジョージ・ベンソン(g) ハロルド・メイバーン(p) ロン・カーター(b)ジャック・ディジョネット(ds)他
【曲目】
ダンス/ホエン・ラブ・ハズ・グロウン/プラム/ボディ・トーク/トップ・オブ・ザ・ワールド
ジョージ・ベンソンのフレーズを研究するなら絶対このアルバムですね。
このアルバム、メンバーを見て、「こりゃ、凄い!がっつり四つに組んでインタープレイが繰り広げられる」みたいな事を想像しますでしょうが、全く違います。ベンソン以外は完全にバックにまわり、ガンガンと弾きまくります。曲も正直言うと大したものではなく(笑)、ファンキーな7thコードの一発ものがほとんどで、「これでもか!」ってくらいのフレーズ波状攻撃です。一発ものがほとんどですから、ロック、フュージョン系の方も入りやすいのではないかと。ただ、自分が弾けるようになるかどうかは、また別問題です(笑)。とにかく、相当なテクニックが必要ですので、「かっこいい」と思ったフレーズのうち2割くらいでも自分のものにすれば、それで良しとしましょう。
一曲だけ弟子ともいうべき「アル・クルー」がゲスト参加してます。いい感じですが、まだまだ可愛らしい演奏で、その後ベンソンとのコラボアルバムのレベルまでは来ていませんね。
7thコードでのフレーズを増やしたい方、教則レコードどしては最高レベルのものですよ!