僕の教則本・教則ビデオを公開します!(16)
たったの40ページ弱ですが、この本でジョー・パス奏法の全てが凝縮されていると思います。
僕が持っているのは初版(昭和56年!)なので、なんとソノシート付きです。ソノシートって最近の方はきっとわからないでしょうね。セルロイドのような薄い材質に音の溝が刻まれたレコードのようなものです。
Fのブルースを題材にしてドミナント7thコード・フォーム、ターンアラウンド、半音程代理等彼の奏法上で不可欠なコードの動きが学べます。そして、これを完全マスターすれば、ジョー・パスがよくやるソロでのブルース演奏みたいな真似事ができるようになります。初心者の方でも大丈夫です。すべてのコードが「音符」「コードネーム」「指板」「写真」の4点セットですから。
この後、以前紹介した教則レコード【Jazz Guitar Clinic Live!/Joe Pass】((4)で紹介しています。)をやり、そしてビデオ本やレコード等で肉付けすればOKです。
最近思うのですが、オーソドックスなプレイ、コンテンポラリーなプレイ、どこを目指すのか人それぞれ違うにしても、最小限このくらいのことは理解して、弾けていないとお話にならないのではと思うのです。「四則演算ができない人が、微分・積分をやるのは無理!」ってそういうことです。
絶対にお勧めです!(っと入っても手に入るかどうかはわかりませんが・・・・)