僕のレコード棚公開します!(31)

【曲目】
ファム/パパ/ダディ&ミー/バッズ/フォーリン・イン・ラブ・イズ・ラブ/500マイルズ・ハイ他
【メンバー】
ジャック・ウィルキンス(g)ランディ・ブレッカー(tp)エディ・ゴメス(b)ジャック・ディジョネット(ds)
なんか、改めて見ると凄いメンバーですね。買った当初はまだ知識もなく、この凄さを理解する耳もなかったので、あまり意識しませんでしたが・・・・。
ジャック・ウィルキンス、テクニシャンで素晴らしいギタリストです。このアルバム以外に、1枚CDを持っていますが、タイトルを忘れてしまいました。
この人を知ったのは、「ボブ・ブルックマイヤー」というバルブ・トロンボーンの名手とのライブアルバムです。そのアルバムの中の確か一曲目で「ユード・ビー・ソー・ナイス・・・」をやっていて、そのプレイを初めて聴いたぶっ飛んでしまいました。ジョージ・ベンソンのような加速度のあるピッキングとオーソドックスなプレイの中で、時折アウトするコンテンポラリーなフレーズ・ライン、そして何よりもジム・ホールの専売特許ともいうべき「ハーモナイズド・ベースライン」の切れ味の良さです。このアルバムは、カセットでしか持っていませんでしたが、擦り切れるまで聴きましたね。
そこまで評価しておきながら、なぜか彼にのめりこまなかった理由は、コピーしても弾けないことと代表作と言われるアルバムがなかったからだと思いますね、多分。
今聴くと、ウィルキンズももちろん凄いですが、やっぱりブレッカー、エディ・ゴメス、ディジョネットの方に耳を奪われてしまいます。