僕の教則本・教則ビデオを公開します!(14)

我々世代(50代前後)では紹介の必要のないほど有名な教則本ですが、最近の方は知らないのでは?と思い、敢えてご紹介させていただきます。コンテンポラリー・ジャズギター&その続編(イントロ・エンディング技法)の2冊です。
コンテンポラリー・ギターと言っても、「アウト・フレーズ」を想像してはいけません!「発売当時で、コンテンポラリー」ってことですから(笑)。馬鹿にしてるわけではありませんので、誤解のないように!「オーソドックスなジャズ・ギター最高のバイブル」です。ジャズ理論をギターに置き換え、丁寧に解説しています。イメージでいうと、昔、渡辺貞夫さんが書いた「ジャズ・スタディ」をギターで説明してくれてる感じです。初心者の方がいきなりこれを使って理論を学ぼうと考えるには、多少難しすぎますが、中級以上である程度ジャズ・ギターがわかってきた時点で読み返す感じで使うとよいと思います。ジョー・パスやウェスの楽曲のコピー譜や分析もうれしいです。
シリーズ2はイントロ&エンディングに特化して、色々なスタンダードごとにに、イントロのサンプルやアイディア、そして代表的なエンディングのコードパターンを紹介してくれていて、これまた素晴らしい本です。ジャム・セッションや歌伴を積極的にやっていこうとされてる方は絶対に買ってください。まんま使えるイントロ&エンディングもたくさんありますし、自分なりに崩して使うための絶好のアイディア本です。歌伴やったら右に出るものはいない!と僕が思っているギタリスト加藤i泉さんが書いています。ちなみに、タブ譜付きです(笑)。
最近この本、あまり見かけなくなりました。
絶対買いです!今、難しいと思っても、いずれ役に立つときが来ます。僕もいまだお世話になることもあります!