僕のレコード棚公開します!(26)

【メンバー】
パット・メセニー(g) ライル・メイズ(key) スティーブ・ロドビー(b) ダン・ゴッドリーブ(ds) ナナ・バスコンセロス(per)
【曲目】
ついておいで/ザ・フィールズ、ザ・スカイ/グッドバイ/フェイズ・ダンス/ストレート・オン・レッド/ファーマーズ・トラスト他
僕がこのアルバムを買ったのは確か大学3年の夏休み、発売後少し経ってからでした。
このアルバムを聴くまでに、僕はメセニーの3枚のアルバムを聴いていました。評価は「サンロレンツオ」については「なんかナヨナヨしていて今一つ」、「アメリカン・ガレージ」は「かっこいいー、いかしてる!!」、そして直近の「オフ・ランプ」は「なんだこれ?!」とアルバムごとに評価が定まらず、いったいどういうギタリストなのかわからないでいました。「オフ・ランプ」で個人的に評価が下がりつつあったメセニーを絶頂まで引き上げ、さらに「サンロレンツォ」や「オフ・ランプ」の素晴らしさを再認識させてくれたアルバムがこの2枚組のライブ「トラベルズ」でした。
いろいろ書きたいこともあるのですが、止めておきます。皆さんに先入観なく聴いてもらいたいからです。
僕の周りにはメセニー好きはいっぱいいますが、世代的にも「ハブ・ユー・ハード」以降の演奏を聴いて好きになった人がとても多いのです。もちろん、その頃も素晴らしいですし、最近の演奏も変わらず素晴らしいですが、僕的にはこのトラベルズの前後3年くらいのメセニーが一番好きです。パットも若かったこともあり、「勢い」と「オーラ」が今以上にありました。意味不明なことを書きますが、「イエス」で言うと「アンダーソン、ハウ、スクワイア、ブラフォード、ウェイクマン」時代、「パープル」で言うと「ギラン、ブラックモア、グローバー、ロード、ペイス」時代とでも言いますか・・・。なんのこっちゃですね。
今年から来年にかけて自分のバンドでは、この当時のメセニー・グループをトリビュートしていきたいと思ってます。