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僕の音楽史(28)

【中学2年生(1975~76年)】

 ツェッペリンのブードレッグを買ってから、当時好きだったツェッペリン以外のバンドでのライブ演奏がどんなものかも物凄く興味が湧いてきました。友人の新保君も同様だったようで、お互い公式アルバムを買いながら合間合間にブードレッグを買うようになりました。前もお話ししたように新潟にはブードレッグレコードを売っているショップなどはありませんでしたので、二人で色々吟味しながら親に頼んだりして買っていました。そんな中で凄く記憶に残っているブードレッグ盤を3枚紹介しておきます。今回はあえてZep以外から選ぶことにします。この当時の記憶も結構あいまいで、もしかしたら中学2年の時ではなく、もう少し後になって聴いたのかもしれませんが、お許しを・・・。一応、僕だけの記憶ではなく、彼と最近メールでやり取りするようになっていますので、2人で記憶を掘り起こしながら今後もなるべく正確に書いてい香と思います。

 【イエス・ライブ1975】

yespp.jpg

 タイトルは不明です。オフィシャルのクィーンズ・パークと同時期のライブです。当然オフィシャル発売前でしたので、凄く興味を持って聴きました。「錯乱の扉(リレイヤー収録)」のライブをこの時初めて聴いたと思います。スタジオ盤も結構ライブっぽい雰囲気で収録されていたので、アレンジ等を含めて大きな違いはありませんでしたが、ジョン・アンダーソンが割とシャウト気味に力強く歌っているのと中盤のインストメンタル部分が凄かった記憶があります。他にどんな曲が収録されていたのか全く記憶がありません。

 【ディープ・パープル/パークス・アンド・ティット】

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 これは第3期パープル、「バーン(紫の炎)」の時代のものです。これも公式ライブ盤「メイド・イン・ヨーロッパ」発売前でした。バーン収録曲がほぼ全部入っていたように思います。スタジオに比べ割とラフな感じで生々しいものでした。特に、キーボード・ソロのあのバッハ進行のバックで弾くリッチーの対旋律のような無茶苦茶かっこよく、気に入ってすぐにコピーして弾いていました。

 【ジェフ・ベック/ベック・ファースト】

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 ブロウ・バイ・ブロウ発表後のアメリカツアーからのライブですね。このあと来日し、あのワールドロックでの伝説ライブなので、以前このブログにも書いた僕が持っているブードレック・カセットテープ(デンスケの生録)と演奏順やアレンジもほぼ同じでした。とにかく、ワールドロックの時もそうでしたが、ステージ上がって、数十秒一人で弾きまくったのちにコンスティぺディッド・ダッグに行くところなどもう最高です。この曲、スタジオではなんか冴えない曲なのですが、ライブでは当時いつも一発目にやっていて、かっこいいです。今聴くと、最後に例のリフを繰り返しながらギター、ピアノ、ベース、ドラムでバースを回すなんて、ジャズのスタイルですよね。当時はそうは思いませんでしたが。

 こんな感じで公式アルバムに加えて、少ない数ではありましたがブードレッグを聴き、現在のようにYoutube等で簡単に動画が観れない中で、音のみで色々な想像を巡らせていました。ブードレッグの楽しみは次の3つでしたね。

 「演奏曲や演奏順はどうなっているか?」
 「スタジオ盤でフェイドアウトする曲のエンディングはどうアレンジしているか?」
 「多重録音された部分をどうアレンジして演奏しているか?」

  こんな中Zepの新譜「プレゼンス」が発売されるというニュースが飛び込んできました。

  つづく・・・・。

 
 
 

テーマ : 音楽日記
ジャンル : 音楽

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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