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Pat Martino奏法研究(47)

【第5章】総合 - (6)

 今回は3、4小節目の解説です。

Phrase Example

 3小節目はAm7♭5、もう何度も解説してきたように「Am7♭5 ⇒ Cm7」。これはもうあらためて解説はもういいですよね!4小節目、D7♭9ですが、今までの解説では「D7♭9 ⇒ E♭m7」でしたが、ここでは「Cm7」のままのフレージングになっています。E♭m7にコンバージョンして弾くとアウト感が多少あって、マルティーノも好んでコンバージョンする場合が多いですが、ここではより安定や流れを考えて、Cm7のままフレージングしていますね。 

 それでは、ここの部分のポジション移動について考えてみましょう。使われているポジションはCm7の第1ポジション、第2ポジション、第3ポジションの3つのポジションです。そして、この3つのポジションを流れるように移動していきます。

 Cm7の3つのポジションについては、下の図と動画を参照に再度確認してみてください。
cm7ポジション移動



そしてこのフレーズ、どのようにポジション移動したかというと、今までは図で説明していましたが、分かりにくし図を描くのも面倒なので、これも下の動画を参照してください。




 今回で【第5章】総合の解説を終了し、次の章に行こうと思います。


 次は・・・・・、2つのネタのどっちを先に解説しようか現在考え中です。

 今後も楽しみにしていてください!

 

 

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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