ギター購入騒動記【番外編】(4)
このギター、「ルックス、軽い、弾きやすい」というので買いました。中古でしたが、2年前発売の楽器でしたので、全くの新品同様で確か49,800円だったと思います。


この楽器、僕のライブでは一番登場回数が多いです。とにかく、フルアコサイズに慣れていたので、この楽器は薄っぺらで軽くて、まるで持っているのを忘れてしまうくらいです。そして、音も同じく薄っぺらです(笑)。GK-3ピックアップを使ってGP-10やGR-55を鳴らすためのコントローラーと考えれば、それでも良いのですが、僕はライブで楽器を持ち変えることはないですし、ほぼ生音に近い音で演奏する曲もあるので、何とかしなくてはという事で、今この楽器はとんでもない状態になってます(笑)。
一言で言うと、「Pat Martino仕様」です(笑)。まず、弦は1弦が00.14 ~6弦が0.058、しかもナットの溝を削らず、そのまま太い弦を張っている上に弦高を更にブリッジで上げているので、6弦12フレットで何と弦高が5mm位あって、「日本一弾きずらいSG」になっております。これによって、「フルアコ」とまではいきませんが、随分と骨太な音が出せるようになりました。動画は弦がもう既に死んでいるので、あまり良い音がしていないのであまり参考にならないかもしれません。「SGってどんな音がする?」の回答にもなりませんね。SGはこんな音のする楽器じゃないのかもしれません。

動画は例によってフロント→センター→リアの順に切り替えたのち、この楽器、ボリュームノブを引き上げるとシングルコイルになるので、フロント(ハム)→フロント(シングル)の音も参考までに入れておきました。
最近腕を痛めていたのは、多分この楽器のせいと思いますし、動画を撮るのに久々弾いたら、やっぱ結構つらいです(笑)。ずっと弾き続けてると、慣れてきて、比較的楽になるのですが、手を痛めるのでは、しょうがないので、少し考えた方がよいかもですね。