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Pat Martino 奏法研究(7)

 今年初めてのこの講座は、フレーズ紹介はなしにして、この講座を今後どのような内容で進めていく予定かを簡単に説明しておこうと思います。

 今までは、Am7上でのAドリアンスケールを使った彼の代表的なフレーズを6種類紹介してきました。次回の講座で7種類目を紹介したあとは、一旦これを離れ、もう一つのフレーズの柱でもありますブルーススケールを使った代表的フレーズを3種類ほど紹介しようと思います。

 このタイミングで、今まで紹介したPhrase-1~10を使った参考動画をアップできればと思っています。

 このあとは、既出のフレーズや応用例を使って、いよいよ「マイナーコンバージョンコンセプト」について解説していきます。ただし、基本的な部分のみで、簡単な内容にとどめておきます。

 これが終わった後は、今まで解説の中でちらちらとは話してきましたが、「ポジションとポジション移動」について解説していきたいと思います。マルティーノのように、淀みないフレーズを8分(16分)音符で弾き続けるためには絶対習得が必要となります。

 その後は、フレーズ紹介の第2弾として、マイナー7thや7th上の一発ではなく、ツー・ファイブや循環などのコード進行上での彼の得意フレーズを紹介していきます。その中で、「マイナーコンバージョンコンセプト」についてもう少し踏み込んで解説していきたいと思います。

 つづいて、「これぞマルティーノ!」ともいえるちょっとぶっ飛んだフレーズを紹介していこうと思います。

 ここまでが、この講座の第1章って感じで、予想では3か月くらいかけてやろうと思ってます。この内容だけでも、マスターすれば随分と「マルティーノっぽく」弾けるようになっていると思います。こっから先も大体は決まっているのですが、今後、みなさんのご意見や希望を取り入れた形で続けていこうと思っていますので、ここではまだ公表しません。

 今年初めての講座ということもあり、今回はフレーズ紹介ではなく、今後の講座の内容の一部を紹介させていただきました。

 最終的には、きっと何年もかかってしまう講座になると思います。

 ライブ演奏と同じく、僕の音楽活動の柱であり、「ライフワーク」とも思っております。

 引き続き、応援よろしくお願いいたします!!!

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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