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僕の音楽史(14)

【中学1年生(1974~75年)】

 となりの部屋で兄が良く聴いていた曲で、凄くかっこいいと思った曲がありました。それがレッド・ツェッペリンの「ブラッグ・ドッグ」でした。サード・アルバムの衝撃(笑)から、一度は興味を失ったツエッペリンでしたが、こんな感じで自分のもとに帰ってきました。これをきっかけに4枚目のアルバムの収録曲のいくつかがとても気に入りました。数か月間は「ブラック・ドッグ」「天国への階段」「ミスティ・マウンテン・ホップ」、この3曲ばかり聴いていました。

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 「ブラッグ・ドッグ」・・・あっ、これ、成毛さんがロックギターメソッドで弾いていたやつだ!あれ、リフがドラムとズレてるぞ・・・あっ、いつの間にか合ったぞ!失敗したんじゃなくて、わざとやってんのか?!すげー、かっこいい!ギターソロの音、なんかぐりぐりしていていい音だな。チョーキングで2音も上げてるぞ!すげー!
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ブラック・ドック

 「天国への階段」・・・リコーダー?メロトロン?生ギターに重ねてあるギター、なんだろう?12弦ギターかな?もしかして、これが写真で見たダブル・ネックのやつかな?確か上の方は12弦だったぞ。あれ、このコード、ただAmじゃないぞ。G(ソ)の音が入ってるな。ギター・ソロの出だしのフレーズ、F(ファ)で終わるのは何でだ?これが妙にかっこいいぞ!
↓↓↓↓
天国への階段

 「ミスティ・マウンテン・ホップ」・・・あれ、これもイントロとリズムが入ってからのリフの譜割が微妙に違うぞ!ボーカルも気だるくてかっこいいな。ギター・ソロ、これスライド使ってのか?あれ、エレピ誰が弾いてんだろう?
↓↓↓↓
うーん、スタジオ盤の音源がYoutubeにありません・・・・。

 もう、完全にジミー・ペイジのマジックに引っかかってしまったようです。
 
 この頃になると、エレキ・ギターの腕前は、ギター・ソロをアドリブでガンガン弾くまでにはまだまだでしたが、簡単なリフやフレーズは弾くことができるようになったので、この3曲を耳コピして、練習していました。

 フォース・アルバムのおかげで、ツェッペリンが好きになったので、定期購読していた「ミュージックライフ」の記事で取り上げられたツエッペリンに関する記事をさかのぼって読み、彼らについて詳しくなっていきました。そして、新アルバムが間もなくリリースされることを知りました。そして、買うことに決めました。そのアルバムが下の「フィジカル・グラフィティ」です。

ダウンロード (3)


 次回に続く・・・。

テーマ : 音楽日記
ジャンル : 音楽

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フォーシンボルズ

この作品は私にとっても大変思い出深い一枚です。
中学の時分に洋楽に目覚め、コンテンポラリーなものばかり聴いていたのですが、クラシックロックを聴くきっかけを与えてくれた一枚です。
アルバムを買う以前に「天国への階段」だけはFMラジオをエアチェックし、メタルテープに録り聴いてました。

当時、渋谷のタワーレコードにシングルレコードを買いによく行っていましたが、Led zeppelinのインデックスの所に、「『天国への階段』はシングルではありません」というPOPが貼ってたりして(笑)

各ナンバーは8曲とも大好きですが、ラストの「レヴィー・ブレイクス」はじわじわと心に染み入り、今では一番と思っております。

この盤はzepの他の作品に比べ、重くて固い音の塊が転がっていく、そんな印象を持ったものです。
後の「プレゼンス」はそれが強すぎて、簡単に聴くことが出来ません(笑)

No title

「レビー•ブレイクが好き」なんて、随分マニアックですね。さすがです!

重いイントロに続くブルースハープで心がわしづかみにされますね。
特にロバートプラントのヴォーカルは素晴らしいの一言。
拙い英語力で類推するに歌詞は「土手が決壊したら居場所がなくなる。でもシカゴに行けば何とかなる。」のような感じでしょうか?
オリジナルは古いブルースでしょうね。
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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