僕のレコード棚公開します!(19)

【メンバー】
ジョー・パス(g)マイク・ウォフォード(p)ジム・ヒューアート(b)コーリン・ベイリー(ds)
【曲目】
<A面>
ジョイ・スプリング
サムタイム・アゴー
夜jは千の眼を持つ
<B面>
リラクシン・アット・カマリロ
ゼア・イズ・ノー・グレイター・ラブ
僕にとってこのレコードは教則レコードのようなものでした!
とにかく、ジョー・パスのソロ・ギター以外での単音フレーズの研究、ビー・バップを軸にしたジャズ・ギターとはどういうものかを学ぶには絶好の音源です。
このレコードはピアニストがいますので、ソロ・ギターでの単音と和音を取り混ぜたゴージャズなサウンドではなく、ピック弾きの単音ソロに始終してます。しかも、ジョー・パスですから、4分、8分、16分とキッチリと割り切れる譜割りのフレーズがほとんどですから、すごくコピーしやすくて最高です。どこかのクラブでのライブ盤ですから、雰囲気もいい感じですね。
僕がこのレコードを買った目的は「ジョイ・スプリング」の攻略でした。転調の多いこの曲をマスターしたくて、ギタリストが演奏しているものはないかな?と探していたところ、このアルバムを発見したのでした。購入後さっそく「ジョイ・スプリング」そして「リラクシン・アット・カマリロ」の美味しいフレーズをコピーして、譜面にしました。本当に「書き譜(アドリブではなく、あらかじめ決められたフレーズ)」のようなよくできた素晴らしいフレーズの宝庫です。久しぶりにこの譜面、さらってみようと思います。コピーした2曲がお勧めですが、全ての演奏でハズレがなく、勉強になります。
ソロ・ギターやデュオではないジョー・パスもなかなかのものですよ!