僕の教則本・教則ビデオを公開します!(6)
僕の師匠「布川俊樹」さんの初期の頃の教則ビデオです。「Vol2 Solo編」「Vol3 インプロビゼーション編」の2本です。なぜVol1を買わなかったのかは覚えていません。
このビデオ、パッケージを見るとVol2が89年、Vol3が90年ですから、今から約25年以上前のものですね。このころ、僕は布川さんの自宅で月に2回ほどレッスンを受けていました。そもそも、「ジャズライフ」という雑誌で「ギター教えます」という広告を見て、通い始め、通い始めの頃は布川さんはまだファースト・アルバム発表前でした。何回か習って、目の前で演奏を聴き、世代もそう離れていなかったので、どのようなギタリストかは大体わかりましたが、「先生のことをよく知っておいた方が良い」「レッスンで理解できなかった時のお助けマニュアル」「番外編で挿入されるスタジオライブ映像」この3つの目的で買ったと記憶しています。
Vol2の内容については、理論的に人には説明はできないものの、僕なりに身体ではわかっていたので、正直、そんなに見ませんでした。内容は「アルぺジオのフレース」「経過音フレーズ」「コードパターンでのフレーズ組み立て」「ブルース進行」「現代的ジャズフレージング」です。
Vol3は結構頻繁に見てました。「枯葉」「ゼア・ウィル・ネバー・・」「循環」を題材に、実際のスタジオライブ演奏を解説していく形だったと思います。枯葉の出だしのフレーズは今もとても印象に残っています。僕の演奏する枯葉はマイナーのⅡⅤⅠとドリアンでガチガチに弾く感じでしたが(結局は今もそうですが・・・笑)、「ドレミファソ・・・」がいかに大切かを教えてもらいましたし、「ゼア・ウィル・・・」は苦手なAm7♭5-D7の部分が弾けるようになったりと、とてもためになりましたね。
懐かしくなって、先ほどざっと流して見ましたが、Vol2のエンディングで循環のギター・デュオの映像があります。布川さんのお相手の方、姿は映らないのですが、演奏的に「矢掘孝一」さんのような気がしますが・・・どうなのでしょう???
