Pat Martino奏法研究(33)
今回は6小節から8小節まで、第4ポジションから第3ポジションへの移動し、第2ポジションに向かっていくところです。
第4ポジションは9~13フレット(2弦のみ)、第3ポジションは7フレット~10フレットの間、グレー色の9~10フレット部分がダブりの部分です。
下図の意味が分からない人は、例によって以前の(30)の投稿で解説しているのでご覧になってください。
第4ポジションで1~7番まで下図のポジションに書かれた番号の指使いで弾きます。ここまでで、左手は、人差し指で、4弦9フレットB音を押さえているはずです。
7→8→9と人差し指を平行移動して、人差し指を4弦7フレットA音まで持って行き、これで第3ポジションへの移動は完了です。
9~20番まで第4ポジションの中で、下図のポジションに書かれた番号の指使いで弾きます。あっ、ここで訂正です。20番は3弦8フレットになっていますが、9フレットの間違いですね。すみません。
そして21→24で、次の第2フレットに移動していくのですが、以前にも出てきましたように、22と24はゴーストノートです。したがって21→(22)→23→(24)で、実質的には21→23を人差し指でポジション移動していき、第2ポジションに移動していきます。
今回はここまでの解説です。

