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2023年を振り返る

 今日一日で今年も終わり、明日からは新しい年の始まりですね。

 コロナ禍の前はしっかりと「1年の振り返り」を行っていたいたので、今年はしっかりと振り返ってみたいと思います。
※ここではギタリスト武田の音楽ブログってことなので、音楽やギターの話限定です。

 まず、今年は音楽活動再開を果たした年でした。今年の出来事では、これが僕にとって一番大きかったのではないかと思います。実際にライブを行ったのは6月、10月、12月のたったの3回ですが、やっと重い腰を上げることができました。ずっと引き籠って弾いていたことで、もうこのままフェイドアウトかな?と気持ちも消極的になっていましたが、一度始めるとやはり楽しいもので、「出来る限りは頑張ってやっていこう!」という気になりました。

 一方、活動休止が影響してか、加齢が影響してか、技術的にはかなり劣化してしまっていると感じています。ブログにも書きましたが、ソロ・ギターみたいなアイディアやネタのストックは随分と増えたのですが、右手のピッキングが圧倒的に衰えています。以前何のストレスなくできフレーズが、ことごとく弾けないことが多くなりましたし、テンポキープやノリ等がどうもしっくりいかなくて、弾いていて楽しめないことが増えました。ここ数か月は毎日ルーティンで基礎練習をして、なんとか保っています。

 来年については、まだしっかり考えていないので、詳しくは別の機会に書こうと思いますが、今考えていることを簡単に書こうと思います。

 ライブ活動はコロナ前に比べ、ややペースを落として、各月くらいの感じでトリオとカルテット、たまにデュオなんかを入れる感じでやっていこうと思います。そのかわり、一回一回のライブにしっかりと準備していきたいと思っています。曲についても今まであまり弾いてこなかった曲やソロギターにも積極的にチャレンジしたいと思います。

 ギターに関しては、ソロ・ギターについて継続練習していかなくてはと考えています。また、原点回帰じゃないですが、過去にコピーしてきた膨大なフレーズの譜面を、事あるごとに復習していこうと考えています。

 あと、このブログも立ち上げ時の気持ちを思い出して、もう少しいろいろなことを書いていきたいですね。近頃は少し飽きが来てマンネリしてしまっていますので。

 今のところはこんな感じです。

 来年もよろしくお願いします!

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僕の音楽史(254)

【2021年11月】

 ここまで書いて、急に思い出しました。絶対に書いておかなくてはいけない悲しい出来事がこの年にありました。というのは、あの偉大なギタリスト、パット・マルティーノがこの年の11月1日に亡くなったことです。

 覚悟はしていました。体調が悪いことはネットで聞いていましたし、亡くなる直前には治療費のためのクラウド・ファンディングも行っていましたので。

 亡くなったとネットで知った時は、「とうとうこの時が訪れてしまったか...」と少し胸が苦しくなりました。ただ、自分で想像したより不思議と冷静でいられました。何故だろうか?と考えました。多分「彼の数えきれない作品達に囲まれている」という意味では「彼が亡くなる前も後も一緒なのだから」だと思いました。新譜が聴けないと思うと少し寂しいですが、それを忘れさせるほどの作品群を彼は残してくれていたのでした。

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 亡くなって一週間ほど経ってからのFacebook投稿を下に貼っておきます。

「パット・メセニーやジョー・パスは僕のギターの先生。今でも色んな事を学ばせてもらっている。大好きなギタリストだ。僕にとってのマルティーノは、先のふたりとはちょっと違っていた。僕は彼の「とても熱心な愛好家」だった。彼の音源全てを聴きたいと思い、リーダーアルバム以外も手に入るものは全て収集し、ギターソロ部分だけを切り出した音源を編集して毎日聴いていた。そして、ほぼ全て譜面に起こしている。ビデオ、教則本、そして譜面も手当たり次第収集している。もちろん彼の様には弾けないが、他のギタリストのフレーズより僕にとっては何故かとても弾きやすく、他人は真似していると思うのだろうが、僕はもう自分のフレーズの様に弾いていた。そして、技術的に僕より上手い人やそっくりなプレイをする人は沢山いるが、自分が一番のフォロワーだと思っている。
8分音符、16分音符ばかり話題に登るが、彼のソロギターはとても美しく、ここ数年はそっちを研究していた。ライブは何回も行ったが、できればもう一度聴いておけば良かったと思うし、僕のギターも聴いてもらいたかった。そして、一回で良いのでレッスンを受けてみたかった。話してみたかった。大学生の時からの一方的な片想いです。40年間ありがとうございました。」

 パット・メセニーやジョー・パスをもし聴くことがなかったら、今の自分のプレイとまはったく違ったものであったかもしれないが、僕はそれでもギタリストであったのかなぁと思う。でも、マルティーノのギターを聴くことがなかったら、ギタリストである自分を想像することができない。それほど僕にとっては大きな人、というか僕の音楽のど真ん中の人だった。

 僕にとって彼以上のギタリストは、後にも先にも絶対に現れない。

 次回から2022年、段々リアルの現実に近づいてきました!!

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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ギター購入騒動記(145)

2023年12月26日 お値段以下だった、止めた!

 11月に高円寺のハードオフでテレキャスター(1万円!)を買ったことは前回・前々回と二度にわたって書きましたが、実はこの時にもう一本気になっていたチープなギターがありました。下の写真です。


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 TG-1FX、ARIAのエレアコです(写真はネットからとったもので、ハードオフにあったものではありません)。何でこのギターかというとまずは見た目。小ぶりなエレアコで可愛かったのですw。そして、実際、売っていた中古品は傷一つないとてもきれいな楽器でした。もう一つの理由はもちろん値段です。こんな可愛い、きれいな楽器が、なんと1万6千円!例のテレキャスが目に留まるまで、実はネックを握ったり、少し持ち上げてみたり、楽器の前をウロウロしたりとw、いい大人がまるで子供のような行動をしていたのでした。その後、結局ジャンク品のテレキャスを買うに至ったのですが、ここ数日、その時のことを急に思い出して気になっていました。

 26日、テレワークもそろそろ終わりに差し掛かるころ、奥さんが「ちょっと出かけてくるね」なんて、家を空けるので、すかさずチャンスとばかり「テレワークはもうおしまい!買ってこよう!」と出かけましたw。「この前は1万、今回は1万6千、クリスマスなんだし、気にすることはない!」

 一応エレアコはオベーションもどきを持っています(下写真)。僕は基本エレキ弾きですから、アコースティック2本も正直必要はありません。このオベーションは、まさに「オベーション!」という音がして、とても気に入っています。ただ、プリアンプが調子悪いので、現状はだましだまし使っています。ライブで使う時も1、2曲くらいで、十分だまし通せるのでw、今のところ直す気はありません。

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 「まあ、サイズも小ぶりだし、ライブでがっつり使う訳でもないんだから、手元に投げておいて、気軽にとって弾く、そんな感じかな」と自分なりに買う理由をこじつけてみました。

 目的買いなので、すぐに店員さん見つけて「これ試奏させてください!」と声を掛けます。いくら安もんでも、一応弾いてみないとね。

 アンプに差し込んで鳴らします。

 「うわ、なんだこれ!弾きつらい!」

 やや太めの弦が張ってあったせいか、単音のフレーズがイマイチ滑らかに弾けません。

 「俺のオベーションと同じく、エキストラ・ライト張れば、何とかなるかな?」

 と気にしないことにします。アンプ音もちょっとひどかったので、ボディ脇のプリアンプで調節しようとしましたが、ギターのサイズ同様、プリアンプの摘みもとても小さく、不器用な僕はうまく回すことができませんw。いじってるうちに面倒臭くなってきたので「アンプで調節しよう!」とトレブル、ミッド、ベースをいろいろいじってみましたが、全く好みの音になりません。5分くらい格闘しましたが、諦めました。最後に、生音でポロポロ弾きました。そして結論は...

  急に夢から覚めましたw。止めましたw。

 今まで中古楽器、安物から高いものまでいろいろ手を出してきましたが、基本、値段以上の音が出せる楽器を選んできました。今回は「お値段はいくら安くとも、音はお値段以下」でした。

もちろん、この型番の楽器がみんな悪いわけではないと思います。中古楽器なので、個体差が相当あるだと思いますし、音の好みだってあります。

 他のものに手を出さないように、そそくさと退散しました。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

僕の音楽史(253)

【2021年】

 この年はご存じのようにコロナによる引き籠り生活をしていて、ライブは1本もやれず、音楽的なイベントは全くありません。したがって皆さんにご紹介できるものは全くありません💦。

 前回書いたように、「人と演奏できないので、ソロギターを練習しよう」とギターに触れる時間はむしろ多くなって、随分とジョー・パスやらマルティーノやらのソロ・プレイを研究していたので、「ひとりで聴かせる演奏力」が向上した気がしています。 Facebookにも暇を持て余して、たくさんの一人演奏動画を上げています。

 音楽とは関係ないですが、2021年度は大学卒業以来勤めていた会社を定年退職する年度でした。元気なうちは働き続けるつもりでいましたが、会社に残るつもりはなく、別のIT系企業に再就職を考えていたので(当時の所属こそ違いましたが、会社人生のほとんどはIT部門のグループ会社にいたので...)、ITスキルや知識のリハビリを兼ねて勉強を始めたりしていたので、この年の後半からは意識が「音楽」ではなく「第二の人生」の方に当然のことながらいっていた気がします。

  ここまで書いて、急に思い出しました。絶対に書いておかなくてはいけない悲しい出来事がこの年にありました。

  次回はそのことについて書こうと思います。
 

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

僕の音楽史(252)

【2020年】

 前回書いたようにこの年はコロナ禍真っただ中で、前半にわずかばかりのライブを行っただけでで一切の音楽活動を休止していました。その関係もあって、自宅での個人練習はしっかりやっていて、「速く弾く」という意味では加齢からくる衰えもあってか、大して変わらなかったのですが、「ひとりで聴かせる」いわゆるソロ・ギターのプレイは、多少の向上が見られたように思います。当時のFacebookに投稿した動画を見ると、今では自分で演奏した動画にもかかわらず「羨ましい!」と感じる演奏があったりして、少し焦ってしまいますw。

 人前で演奏する機会はなかったので、ここで活動について紹介できるものないと思っていたのですが、一つだけ「プライベート・セッション」を行った動画があるのでご紹介しておきます。

 自宅にギタリストでもあり、「ウェス・モンゴメリー研究家」として数々の執筆を残している「小泉清人」さんと僕の自宅でデュオ演奏を行いました。

 小泉さんとの僕との関係については「僕の音楽史(175)(176)(177)」あたりをご覧になってください。古くからの知り合いで、大先輩でもあります。

 何曲か動画に撮りましたが、その中からb「Alll The Things You Are」と「Someday My Prince Will Come」の2曲を上げておきます。以前Facebookにも投稿したので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。僕の演奏はともかく、小泉さんの演奏は素晴らしいものです。ウェスのような単音→オクターブ→コードソロと発展する王道の流れに比べ、僕の演奏はとても単調に思えます。





 2020年はこれ以外に書くことはありません。次は2021年になりますが、もっと書くことがないかもしれませんね。

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僕の音楽史(251)

【2020年】

 2020年になりました。昨年末から少しづつコロナのことをニュースで聞くようにはなっていましたが、まだ自分事のようには全く思っていなかったので、年明けの1月、2月までは変わらずカルテット(武田・阿部・座小田・丸谷)、トリオ(武田・多田・丸谷)を交互にブッキングして活動していました。

 その後、外出自粛、ライブハウス等の休養要請等が繰り返しあり、とうとうコロナ禍が始まりました。僕も6月のライブを最後に(確か一切告知もできず、誘うことも気が引けてしまった関係で観客0人だった記憶があります)ライブ活動ができなくなりました。その後は緊急事態宣言が解けた狭間をうかがって何回かブッキング→中止を繰り返すことになったのですが、お店の人にも迷惑が掛かりますし、告知もできない状態ですから集客もほぼ不可能ですので、このパンデミックが落ち着くまでは思い切りよく活動をやめることにしました。

 ライブができないのはとても残念でしたが、個人的には前向きに考えようとしました。「バンド演奏ができないならソロ演奏の腕を磨こう!」と大好きなギタリスト、ジョー・パスとパット・マルティーノのソロ・プレイを研究することにしました。ジョー・パスは以前から多少研究していて、それっぽく弾くことはできていたものの、まだまだ研究する余地はたくさん残されていました(今でもまだまだまだまだ...)。そして、マルティーノのソロ・ギターは今まで気にはなっていましたが、手つかずの状態でしたので、習得には絶好の機会でした。今考えると、この時期がなかったらソロ・プレーを人前で弾いたりすることはできなかったと思います。

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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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