【復活】僕のレコード棚公開します!(2)

これもレコード鑑賞としては、先に紹介した「ポール・ウィナーズ/バーニー・ケッセル」と同じくらいターンテーブルに乗せるレコードでした。ジム・ホールの演奏の中では僕的にかなり上位にランクされるものです。
まず、ジムの楽器の音、これ、多分アンプを通していない生音と思います。弦をこする音や弾く音が生々しく聴こえてきますし、ソロの時のジムの歌っている声もいい感じに聞こえてきます。
次に収録曲がお気に入りです。オリジナル「ケアフル」「ウィズアウト・アワーズ」やスタンダードで「アイ・ヒア・ア・ラプソディ」や「エミリー」の演奏はとても素晴らしいです。そんな中でもお気に入りなのは「トミー・フラナガンに捧ぐ」という相方ジョージ・シアリングのオリジナル曲が大好きで、もうこの曲のメロディーやメロディーを聴くと、思わずウキウキした気分になって、一緒に思わず口ずさんでしまいます。
ジョージ・シアリングのリリカルなプレイと「シアリング奏法(オクターブの間にブロックコードで埋めていく)」がもう本当にかっこよい。ジムとのインタープレイも匠の極みです。
まだ聴いていない人、いますぐ聴いてください。出来ればCDではなくレコードが良いのですが、難しいですかね。