僕の音楽史(239)
彼はもう僕が紹介するる必要も全くないでしょう。偉大なベーシストです。「落合康介」君です。

知り合ったのは、前回のギタリスト山口廣和君と全く同じ感じ、中野ピグノウズです。僕が当時活動の拠点としていたこの店によく出入りしていたからです。彼は当時から、それはもう引っ張りだこで、有名、無名問わず色々なミュージシャンと活動していました。僕はジャムセッションで何回か一緒に演奏していて、もう、その凄さってのはよーくわかっていました。変な言い方ですが、ビートは本物、もう、ひとつひとつの音がぐいぐい来る感じで、一緒にやっているとクラクラしてしまう感じでしたw。第一線で活躍するベーシストってのは、このレベルなんだなっと納得しました。
自分のバンドで、彼のスケジュールの空いているところで数回ほどお願いしました。あまりに凄すぎて、彼のレベルまで、僕はまだ到達していないなとも感じましたし、そもそも一緒に活動していくほど、彼は暇じゃないので、最初から数回だけのつもりでした。「もっと弾けるようにならなきゃな」と思わせてくれる素晴らしい体験でした。ライブ終了後に2人で「アケタの店」にピアニスト巨匠「渋谷毅」さんの朝までライブを聴きにに行ったりしたこともありましたね。
彼はコントラバスだけではなく、馬頭琴という民族楽器奏者でもあり、縄文文化の研究家?でもあったりします。
現在ではベーシストとしての活動だけではなく、「ジャズ喫茶中庭」を北本市の団地にシェアキッチンという形で奥様と共にオープンし、ここを拠点に地元の方々や、色々なミュージシャン達と共にムーブメントを起こしています。僕は残念ながらまだ行ったことがないのですが、素晴らしい活動と思います。

ジャズベーシストと呼ぶだけでは収まらない彼の才能に今後も期待です。
頑張ってください!